vol.9 キドリハ通信~欲しがりません立つまでは第 4章~

皆さんこんにちは。
木戸です。

今週末は、夫婦で九州に来ています。
熊本、長崎の友達に会うことと、そして福岡にいる大先輩の元に、帰国とリハビリ留学終了の報告に来ました。

今回の旅もビジネスホテルに宿泊。
旅のメイン目的とは別に、“全国のビジネスホテルのバリアフリー事情はどうなっているのか“のサーチを裏目的に設定し、非常に楽しみにしていました。

そして今回はあえて、2泊分のホテルを同じビジネスホテルにしました。
熊本、福岡(博多)ともに、「リッチモンドホテル」に宿泊しました。夫婦2人で〝ダブル〟の部屋を予約。宿泊費は…

熊本は9,500円/2人(概算)
博多は14,000円/2人(概算)

くらいです。ネットで調べた限り、ダブルルームの相場的にそれぞれ最安値レベルでした。

今回一番良かったのは、いずれもトイレ・バスルームの入り口に段差が無かったこと。

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だいたいのビジネスホテルには、ベッドルームからトイレ・バスルームに段差があるので、この段差ナシーのバリアフリーがリッチモンド全店舗で統一されているならばかなり良いなぁと思いました。

まずは熊本。
リッチモンド熊本新市街⤵︎

トイレ・バスルームは広く、車椅子でも楽々入れたため、トイレへのトランスは余裕。いつも通りポータブルやわらか便座を使用してトイレを済ませました。

そして今回も、お風呂へのトランスはバゲージラックを利用しようと試みました…

が、熊本の方は、バゲージラックが大きすぎて、風呂の浴槽の壁よりも高さがあったために浴槽へのトランスは断念。

結局、写真のように車椅子に座ったまま、浴槽に頭をツッコむカタチで頭と顔だけ洗い、体は諦めました。


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そして翌日は博多へ移動。
リッチモンド博多駅前店⤵︎

同じくトイレ・バスルームはフラットでバリアフリー。
ただ、ドアとトイレの幅が僕の手動車椅子(OXのLXタイプ)でギリギリ通れる幅だったので、車椅子によっては通れないモノもあるなと思います。

そして、お風呂へのトランスは今回もトイレと風呂の間にバゲージラックを置いてチャレンジ。写真のように、トイレと風呂の間にバゲージラックを置き、トイレ→バゲージラック→風呂とトランスして行きました。

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今回は、1人ではなく奥さんに手伝ってもらったので、いつもより安全に、スムーズにトランス成功、無事入浴することもできました。

これから新幹線で実家の神戸に帰ります。
神戸滞在あと一週間、神戸でやることやって、東京に戻ります!

※このブログの内容が、すべての車椅子に当てはまるわけではありません。
比較的大きな手動車椅子や、電動車椅子、ホテルのバリアフリー環境に不安がある方は、予約の前に必ず電話で問い合わせし、サポートが必要な場合はホテル側に依頼されるコトをお勧めします。