キドラの憂鬱と微笑 -176ページ目

キドラの憂鬱と微笑

施設の介護の事 特に 認知症ケアの事
自分史 振り返り
ファンタジー文学

長男夫妻との飲み会は続きます。

ジェントリフィケーションの話やら

最近の阪神、オモロない話から

昔のオモロかった頃の話。


長男夫婦は高校の頃からの

軽音部のバンド仲間で

彼女が部長、長男が副部長だったのです。

当時から彼女はボーカルで

声量もありました。

同時にサックスも吹く才女でした。

2人ともミュージック系の専門学校に行き

卒業後もその学校で講師をし

バンドを続けていました。

結婚と同時に仕事としての

音楽への関わりは辞めているようです。

ぼくが思うに

彼女はエピソードの

切り取りと語りが上手いのです。

例えばぼくも奧さんも長男も

社会的、政治的話に

上滑りになりがちなのだけど

彼女はむしろそんな話は苦手です。

誰もが日常の暮らしの中で生き

そこでのエピソードがあるのです。

そのエピソードを切り取り

それに対する自分の中の心の動きを

表現できる事が大切であり

それは一つの才能です。

彼女が以前FBに綴ったエピソードに

こんなものがあります。

彼女が仕事帰りにスーパーに寄ると

白杖を持ったかわいいおじいさんがいて

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そして彼女はこう纏めます。

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ぼくはこういう感性をこそ

見習いたいと思います。

理屈っぽくなってしまいますが

ここには「高齢者」も「障がい者」も

出てきません。

ここに出てくるのは

「白杖を持った表現力が豊かな

    可愛いおじいちゃん」

なのです。

飲み会から大分ずれましたが

楽しい夜ではありました。