キドラの憂鬱と微笑 -165ページ目

キドラの憂鬱と微笑

施設の介護の事 特に 認知症ケアの事
自分史 振り返り
ファンタジー文学

国家によって捨てられる運命の命に

意味を見出そうとする人達を

「被ばく牛と生きる」は描いています。

チラシにもこう書いてあります。

「許されざる命の物語」


そして次の上映が

「大地の花咲き」

岩崎靖子 監督

副題がついていて

〜洞爺・佐々木ファーム“喜び”ですべてを繋ぐ〜

単純に言えば

無農薬有機栽培で野菜を栽培している

会社の人達のお話しです。

でもそこにはいくつものエピソードが

奇跡のように折り重なり

この映画はその奇跡を追っていると

感じました。

まず佐々木ファームの社長夫妻の

大地くんという5歳の息子さんが

亡くなっています。

その事を現在は「お引っ越し」と

表現していました。

ありがとう、ありがとうと言いながら

農作物や土や微生物や細菌にまで

挨拶をして社長は回ります。

ぼくはそういう農法があるのかどうかは

知らないのですが

充分に育てなかった植物は

バクテリアなどに分解され

次世代のための肥えた土になるそうです。

大地君にまつわるいくつもの奇跡が

描かれていきます。

詳しく書くとネタバレにもなるので

ひかえます。

亡くなった生命に意味を見出そうと

生き続ける者は思いを繋ぎ

それが他の生きる者達にとって

意味になっていくのです。

全く別の複数のドキュメンタリー映画が

描いている世界が、

合わせて上映される事により

新しい意味が浮き出てきます。