キドラの憂鬱と微笑 -130ページ目

キドラの憂鬱と微笑

施設の介護の事 特に 認知症ケアの事
自分史 振り返り
ファンタジー文学

日本人の場合

第二次世界大戦、太平洋戦争の

経験の有無が

平和に対する感覚が

明らかに違うように見えます。

大正生まれの方達は

敗戦時20歳以上です。

ぼくの父親が大正14年生まれなので

敗戦時20歳です。

赤紙により学徒出陣、徴兵されています。

この徴兵が我身の問題であった世代

女性も含めてその世代は

戦争を嫌悪している方が

多いように思います。

ぼくの勤める老人ホームでも

懐かしのメロディーとして

「軍歌」は歌いますが

お尋ねすると

「戦争は嫌いや」とおっしゃいます。

次の世代は戦時中を子供として

過ごした世代。

学童疎開や勤労動員の世代です。

沖縄の「ひめゆり部隊」も

この世代になります。

昭和5年生まれの母はこの世代になります。

男性は憧れつつも

兵隊になれなかった人が多いのですが

理性で戦争を否定しているように見えます。

女性は生理的に嫌な経験として

心に刻んでいるようです。

戦時中または直後に生まれ

団塊の世代くらいまでが

その次の世代。

焼け跡闇市を幼少で知っている世代。

吉永小百合さんなんかも

この世代でしょう。

この世代が全共闘運動を担っています。

相反する新右翼などもこの時代には

台頭して来ます。

この世代は闘争で勝ち取る事が重要です。

階級闘争であり

反戦も闘争です。

反原発闘争、反差別闘争などなど。

1955年生まれのぼくは

その世代に憧れていましたが

残り香はあるものの

少し遅れてしまいました。

この世代には最悪もおります。

アベシンゾウも1954年生まれ。

戦時中も戦後の混乱も記憶として

持てない層は

平和に対する意識が浅薄なのです。

この世代を含めその下の世代は

上の世代に

意識して昔の話を聞いていく事が大切です。