戦死した方々を英霊と呼び、
国を守るため犠牲になったご先祖だぞ、
敬え!って言うわりに、
戦地から生還した方々が
戦争体験を語るのを嘘つき呼ばわりして、
何なんだろうと思ってたけど、
戦死した方々は喋らないからだ。
糸井重里の、
犬は告発しないから大好きってあれだ。
糸井重里氏の言葉はわからないけれど
ツイッターで
犬も猫も、告発したり自分こそが正義だと
言い募ったりしないんだ。
ああ、大好きだ、あなたたち。
とつぶやいているのを見つけました。
つまり、戦争に無理矢理かりだされ
死んいった人達は正義だったとか
被害を受けたなどの告発はしません。
それ以後に生まれた人達は
自分の都合のいいように
美談をつくりあげるのです。
その美談に反する生き延びた人々の証言は
嘘だ、嘘だと叫び続け
無かった事にしてしまうのです。
これは中々真実を言い当てていると
思いました。
今日こんな集まりに行って来ました。
講演会でした。
空からの虐殺という空襲の話です。
まず、新聞うずみ火についてです。
うずみ火というのは
灰の中に埋めた炭火の事で
灰の中では火は消えず
翌日の種火にすると言います。
つまり
民衆の中で消えない炎を意味しています。
黒田清さんの教えであり
反戦、反差別の思想を受け継ぎ
黒田さんの死後発刊されました。
その中の活動の一環として
空襲体験の人達の「記憶」を
「記録」にしようという試みが
今回の話でした。
DVDの上映で大阪の空襲について
語られました。
印象に残る話は沢山ありました。
父親がすでに亡くなっていた娘が
「今日空襲があるからあなたと姉さんは
逃げておきなさい」と
母親が言い母親と兄が家に残り
亡くなります。
姉妹は戦争孤児になりました。
何故母親は逃げなかったのか?
「時局防空必携」というのがあり
大人たちはそこにいて
消火活動を
しなければならない事になっていて、
なおかつ防空壕は
家の中に作らねばならない
取り決めになっていたと言います。
防空壕の中で
家が焼け落ち
窒息していたという事です。
また、京橋空襲は8/14だったのですが
姫路に兄を見送る時に母親とともに
空襲に遭遇し
兄と母を亡くした娘も孤児になります。
ちょっとでも早く戦争が終わっていれば
と今でもその娘さんは語ると言います。
ポツダム宣言を受諾する際
日本は引き延ばし空襲されたとの事です。
驚く事に空襲被害者達への
補償はないそうです。
戦後補償を認めさせるべく
空襲被害者達は運動を起こしたそうですが
最高裁で棄却されたそうです。
無差別爆撃というのは
アメリカが日本に
行っていただけではありません。
最初に行ったのは
日本が重慶に行った
1931年の錦州空爆だったと言います。
満州事件の翌月
張学良を狙った爆撃です。
国際法違反でもあります。
ドイツのドレスデンは米英軍により
無差別爆撃されています。
アニータヨーンさんも
家族を失い孤児になります。
ドイツではネオナチが
「爆弾ホロコースト」として
ドイツの加害の事実を消そうとしています。
ヨーンさんは
「私たちの体験を
次の世代にどう受け継いでもらうか、
被害と加害とを混同してはいけない。
そのためにも
戦争を仕掛けられた
被害者と話し合う事で心の痛みを共有し、
和解していくことが大事」
と述べています。
フラウエン教会という建造物も
空襲で破壊されましたが再建されています。
空爆を行った英国のパイロットの息子達が
金の十字架を作成し
教会の再建時に教会の上に
建てられました。
ほとんどのヨーロッパの国々は
空襲被害者への
補償がされていると言います。
ドイツもイタリアも補償はあるといいます。
ドイツは自国民だけではなく
被害にあったポーランド人などの
異国人にも平等に補償されているそうです。
慰安婦問題も
解決済みにして
なかった事にしようとするこの国は
もっと世界から
学ばなければならないのではと思うのです。
明日は東アジアにおける
特にインドネシアにおける
戦時性暴力についての講演です。
