医師が偉いんじゃないよ | キドラの憂鬱と微笑

キドラの憂鬱と微笑

施設の介護の事 特に 認知症ケアの事
自分史 振り返り
ファンタジー文学

重度の認知症の方がいます。

異食行為もあります。

施設内を歩き置いてあった

掃除用洗剤を取り飲みかけます。

制止しようとすると

殴りかかってきます。

医療従事者は向精神薬を使用します。

「このままでは本人が可哀想だから」

との理由。

しかし効きすぎて

今まで自由に歩いていた彼は

ぐったりしてふらつきもでます。

転倒のリスクが高まると

介護士達は

「転倒したら危ないし

   本人が痛い思いをし可哀想だから」

と四点柵をしてベッドに

寝かせます。

薬を止めて少しづつ快復し

元気になってきたら

またあちらこちら歩く様になります。

動き回れられると

人数の少ない介護士達は

大変なので

「そっちへ行かないで下さい。」

抑制されると彼は腹が立つので

抑制した人を殴ろうとします。

そんな報告を受けた

医療従事者は

また向精神薬を使います。


介護施設は

医療従事者の

ヒエラルキーの場であっては

ならないと思います。

チームケアとはよく言われますが

医師を頂点にした

ヒエラルキーの場では

ケアはできないと考えるべきだと

思います。

ケア > 治療

でなくてはならないと思います。

少なくとも介護施設では

そうであるべきだと考えます。

ただその事にいち早く気づくのも

医師達だと思います。

本当は介護士達がその自負を持ち

自ら気がつかなければ

いけないと思います。