「石狩挽歌」のあたり | キドラの憂鬱と微笑

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有島武郎氏の作品に

「生まれ出ずる悩み」という

作品があります。

北海道岩内に生まれ住んでいた

木田金次郎さんという

画家をモデルにした作品です。

その木田金次郎さんの伝記的な

演劇を観たことがあります。

高校の頃でした。

その中で「群来(くき)」という

言葉を知りました。

芝居では

「くきて来るぞーっ」だったか

「くきが来るぞーっ」だったか

そんな使い方をしていました。

ニシン漁が盛んな時

ニシンが産卵に合わせ白子を撒き

海が白濁する様子を

群来と呼ぶそうです。

僕の世代は当時

そのようなニシン漁に纏わる話は

ニシン御殿や銀鱗荘などの

建造物で知るか

年寄り達から直接聞くしか

知りようはありませんでした。

それほどニシン漁は

全くできなくなっていたのです。

その頃の歌謡曲に

「石狩挽歌」という歌がありました。

なかにし礼さん作詞

浜圭介さん作曲

北原ミレイさん歌でした。

「小樽」とは出てきませんが

「朝里の浜」

「オタモイ岬の鰊御殿」

「古代文字」など

明らかに舞台は小樽の歌詞でした。

現在ニシンが

北海道の西海岸に

戻って来つつあると言います。

先日NHKで

「石狩挽歌」と名打った

ドキュメントをやっていました。

番組は北原ミレイさんの

「石狩挽歌」からはじまりました。

カメラは銭函から増毛など

漁場の人々を追っていきます。

最後は憂歌団の歌う

「石狩挽歌」が使われてました。

憂歌団の「知ってるかい!?」

というカバーアルバムに

収録されています。

岩内には木田金次郎美術館があり

彼の作品を観る事ができます。