余市の頃間借りしていた
大家さんのうちは
3人の子供がいました。
一番上が長女でぼくの一回り上で
「大っきいお姉ちゃん」
と呼んでいました。
その下が次女で
「ちっちゃいお姉ちゃん」
一番下が長男で
名前で呼んでいました。
「ちっちゃいお姉ちゃん」は
自分自身を「あんた」と
呼ぶクセがありました。
幼い頃から「あんた」と呼ばれ
いつしか自分でも自分の事を
「あんた」と呼ぶように
なったらしいのです。
関西に来て相手の事を
「自分」と呼ぶのも
違和感がありました。
テレビなどで軍人が
自分自身を「自分は」などと
言うのを見ていたので
「自分」が相手をさす二人称で
使われるのを知りませんでした。
「自分の事は自分でしなさい」
などと親に言われていましたが
独立して二人称として
使われるのは
やはり方言なのでしょうか?
今では時おり
自分でも相手の事を
「自分」と言うようになりました。
一人称と二人称が
混同するのは
面白いしあり得る事だと思います。