少しニュアンスが違います。
向上心という言葉には
自助努力により自己を高めようと
いう意志があります。
上昇志向には
他人を押しのけてでも
相対的な自分の立ち位置を
より高みに置こうという
意志を感じます。
向上心は自己の内側を見て
上昇志向は自分の周りを
段階付けしてその階段を登ります。
出世志向とは
上昇志向の中の一つであるでしょう。
向上心は持ち続けな、
と思います。
でも上昇志向は
できるだけ否定したいと思います。
上昇志向には
他を押しのける身勝手さがあります。
言葉の定義の問題かもしれません。
でも向上心とは違って
単なるステータスとして
高みを目指す事があり
目指す人がいます。
「すえは博士か大臣か」という
今はあまり使われない
死語ならぬ死フレーズがあります。
博士はともかく
大臣になろうとする事が
ぼくの思う
上昇志向に近いかもしれません。
その意味では政治家は
ほとんど上昇志向と
言えるかもしれません。
昔芸能ニュースで
見た事があるのですが、
六代目桂文枝さんが
三枝さんだった頃
タレント議員として
立候補の話が来た時
本人は大乗り気だったが
娘さん達が猛反対して
断念したとの事。
タレント性も含め
芸事に精進する事は
向上心だと思います。
タレントとしての知名度を利用して
政治家になるのは
ぼくの言う上昇志向と言えます。
政治家が上にいるとは
全然思ってはいませんが、
一部にはそういう認識が
強く残っています。
政治家は「先生」と呼び合い
互いに高みにいる事を
確認しあいます。
全部の議員がそうだとは
思いませんが
そういう勘違いが成り立つ
人達です。