昨日
《阿倍野》2014に
夜勤明けで行って来ました。
3日間で上映された10作品のうち
2作品しか見れなかったのですが
一作毎に監督が出て来て
話をされるし
監督達が出て来て
対談するコーナーもありで
充実感はありました。
短編のコンクールもあり
入選作品4本も
上映されていたらしいのです。
昨日は最終日だったので
最優秀賞の発表と上映も
ありました。
昨日の対談は
「60万回のトライ」の
朴思柔監督、
共同監督の
朴敦史監督、
「SAYAMA」の監督
金聖雄監督、
「妻の病」の監督であり
この映画祭の
総合プロデューサーである
伊勢真一監督、
昨日上映はなかったのですが
「with」の監督で
この映画祭の総合ディレクター
榛葉健監督、
の5人で行われました。
議論になったというわけでは
ありませんが
ドキュメンタリー映画に
かける熱い思いが伝わってくる
対談でした。
制作裏話みたいなものもあり
楽しめるものでした。
伊勢監督が言っていた
「マスメディアは分かり易さと
カッコ付きの正しさを求める」
と言う言葉が印象的でした。
ドキュメンタリー映画は
それに対抗するものに
他なりません。
マスメディアはマスになるため
分かり易くなくては
ならないのです。
そして共通の価値観が必要で
「正しさ」が求められるのです。
例えば「犯罪はあかん」という
価値観は「正しい」のですが
それを煽る事で見えなくなる
真実があります。
マスメディアにはそういう
見えない力があり
知らず知らずのうちに
踏みつけられている事が
あるのです。
典型的なものは冤罪事件でしょう。
ドキュメンタリーは
マスメディアの影で
見えなくなりがちなドラマを
見せてくれるのです。
マススケールではないので
商業的にも苦しいし
多くの製作者が借金を抱えながらも
作品に取り組んでいるのです。
しかもドキュメンタリー映画は
かなり長いスパンで
撮り貯めて作る物も多いので、
よほどの熱量がないと
継続出来ないでしょう。
ドキュメンタリー映画は
マスメディアに対する
カウンターカルチャーです。
それ故
個別に焦点が合わせられるのです。
僕がドキュメンタリー映画を
好きな理由が
昨日わかりました。
「SAYAMA」「妻の病」については
次項で。
