認知症ケア | キドラの憂鬱と微笑

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今日も暑いです。

エアコンも効かず

身体が中から火照るようです。

熱中症には気をつけましょう。


認知症というのは

現在のところ

不可逆病変の中に入り

進行を遅らせる事は可能ですが

治療において治る事はありません。

症状は中核症状と周辺症状に

分けられます。

中核症状とは

記憶障害や見当識障害などのように

本来的に発症するものです。

見当識障害というのは

今がいつなのかわからなくなったり

ここの場所がどこなのか

わからなくなったり

この人が誰なのか

わからなくなったりする事です。

周辺症状というのは

以前は迷惑行為とか問題行動と

呼ばれていたもので

現在はBPSDと言われるものです。

認知症の行動心理症状と

訳されます。  

迷惑行為とか問題行動というのは

周りの人々から見た

認知症の人のありようで

認知症の人の立場には

立った見方とは言えないので

BPSDという言い方が

使われるようになりました。


最近認知症の症状が進行している

Aさん。

トイレ介助時に介護抵抗があり

介護者に暴力行為があったとの

申し送りがありました。

でもニコニコ話しているからと

トイレでズボンとパンツを

下げられば、

抵抗する方が当たり前では

ないでしょうか?

介護者との関係が良好で

全く抵抗がない時があったとしても

必ずしも抵抗がないとは

限らないのです。

その時々の介護する側の姿勢が

介護される側の行動に

反映されるのです。

上から目線で対応する

介護者のあり様が

BPSDに影響します。

その行為だけを

記録に残していくと

認知症にあまり興味のない

担当医はいたずらに

新薬を出していく事になります。

記録するならば

介護者が

その時どういう対応をしたのかを

同時に記録しなければ

情報自体が間違ったものに

なるような気がします。

自分が所属する施設は

おそらくその辺がまだ未熟であると

思います。

他施設のことを

知っているわけではないのですが

聞いている話で考えると

けっこう多くの施設が

そんな気がします。