北海道の地名② | キドラの憂鬱と微笑

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北海道の地名には

アイヌ語由来の地名の他

こんな地名があります。

北広島や新十津川です。

北広島は広島から

新十津川は奈良県の十津川から

それぞれ移住してきた人たちに

開拓された土地です。

昔、新日本紀行というNHKの番組で

北海道の新十津川に住む

お婆さんと

奈良県の十津川に住む

お婆さんが姉妹で

移住してはじめて会うという

ドキュメンタリーが

ありました。

あったように記憶しています。

何しろずいぶん昔ですので。

開拓していけば、

自分たちの土地になり、

自分たちの村ができる。

そういうふうに思わされ

人々は北海道に移住しました。

今の若い子たちはわからないけど

北海道の人は

青森以南のことを

内地と呼びます。

倉橋由美子氏がエッセイの中で

植民地の住人と思っているのか?

というようなことを

書いていましたが

第二次大戦くらいまでは

北海道人にはその意識が

けっこうあったのでは

ないかと思います。

北海道の地名は

アイヌ語由来のものが

圧倒的に多く全道に見られます。

北海道はアイヌの人々の

土地だったのです。

シャモという言葉があり

アイヌによる大和人への

蔑称なのですが

語源は隣人ということらしいです。

隣人として暮らしていこう

というアイヌの人々の意識が

歴史の中で蔑称に

変わってしまったのでしょう。

互いに真の隣人として

暮らしていければいいなと思います。

「北方領土は日本固有の領土です」

って、

子どもの頃は

右翼の専売特許だったけど

今は国民総意のようになっています。

政治的意図は色々あるのかも

しれませんが、

あの標語には

アイヌの人々と歴史が

すっぽりと抜けているように

思います。

少し外れるかもしれませんが、

最近の沖縄に対する

日本政府にも同じようなことを

感じます。

琉球の人々の事と歴史が

すっぽりと抜けているように

感じるのです。