夜勤明けに一杯 | キドラの憂鬱と微笑

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施設の介護の事 特に 認知症ケアの事
自分史 振り返り
ファンタジー文学

夜勤明け、

派遣のおばちゃんとビール一杯

おばちゃんと言っても、

ほとんどおばあちゃん

お母さんが99才で、もうあかんのや と

肺炎らしい

胸のあたりを押さえながら

ここ悪いからあっちへ行くのやろうな

と、旅行へ出かけるように

軽く言いよんね

まるで、楽しみにしてるみたいに

やることをやり

人生をその人なりに楽しく生きて

悔いなく次のステージに向う

っていう感覚なのかなぁ

高齢者のいい人生やった

という、

自己肯定は、

高齢者であればあるほど凄い

裕福か、裕福でないか、

あまり関係ない

自己肯定的お年寄りはかなり少ない

生き過ぎた、とか

早よお迎え来て欲しいわ、とか

まぁ、マイナス発言多いこと

うちの施設にいる96才のおばあさん

昨日のことはすぐ忘れるが

むかしの事はよく覚えてはる

車椅子を自操しながら

ひとりごとでつぶやく

いい人生やった