先日、出張中の飛行機の中で、今年のプロ野球ドラフトで2005年に新設された四国リーグから2人(巨人とロッテ)がプロに行くことが決まったという新聞記事を読んだ。
四国リーグはプロ野球への道を諦めきれずに「わずかでもプロになれる可能性があるならば」と元西武ライオンズの石毛氏が呼びかけで発足された。元甲子園球児、社会人のクラブチームが廃部や休部になった人などがテスト選別で決めてメンバーを決めた。
僕の記憶では、四国リーグ発足時、たしか旧態依然のプロ野球コミッショナー機構から「正式に認めない」と批判的な意見が多かったように思う。十分なスポンサーも集まらず、選手の月給は約20万円、生計ギリギリだ。オフには四国県内の農家に住み込みで手伝う選手もいるという。それでも「野球を続けたい」気持ち一心でやっているのだろう。
入団テストに合格した100人が4球団にわかれ、年90試合を戦う。うちプロ野球の交流試合が5試合行われる。今年は初めて勝利を飾った。この交流戦で自分たちをアピールしたのかどうかは分からないが、結果「2名のプロ野球ドラフト選考」となった。
四国リーグの監督いわく「交流戦での勝利は大きい。いままでは選手たちが1度は捨てたプロ野球選手になるという遠かった夢が、やればできるという目標に変わった」という。
何事も志をもってやり続けていれば、きっと光が見えることを実証している。
この2人のプロ野球での活躍を期待したい。