本日は、キーパーソンを考える講演会について開催報告です。


去る10月9日、木藤正義司法書士が、日本橋おとしより相談センターにて開催されたケアマネ勉強会(東京都中央区で勤務されているケアマネージャー様の勉強会)において、『介護と相続』と題する講演を行いましたのでご報告申し上げます。

■題名 :『介護と相続』
■日時 : 平成25年10月9日(水)19時00分~20時30分
■場所 : 日本橋おとしより相談センター2階会議室
■対象 : 東京都中央区で勤務されているケアマネージャー様

なお、ご参考までに当日のレジュメはこちらです
http://www.kidooffice.com/01/kaigo_souzoku_131010.pdf

介護業界では「キーパーソン」という言葉があります。ご本人(高齢者の方)のためにケアプランを策定し、サービスを提供するにあたり、鍵となる人物です。キーパーソンとの連携や信頼構築が案件の成否を左右すると言っても過言ではありません。

今回は事例を通し、もしご本人やキーパーソンに相続問題が発生した場合に、どのようなことが起こるかをケアマネージャー様と検討しました。相続問題は法律的知識があるだけでは回答が出せず、相談者の家族の歴史、確執、怨念、感謝の思いなどを理解しないとなかなか解決に到達できません。そのような家族が抱えている背景や問題が顕在化する1つが「介護」の場面であることを、改めてケアマネージャー様から学びました。

相続問題のキーパーソンの1人は、ケアマネージャー様かもしれません。

「生老病死」は誰しもが抱える問題です。弊事務所も引き続き、誠意を込めて相続案件に取り組んで参りたいと存じます。

以上です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。