もう時効だろうか?

長きに渡りこの秘密を守り続けてきたが
25年以上経った今、俺もそろそろ解放されて
いいのではないだろうか?


小学生の頃、友達S君からある重大な相談を
持ちかけられた。

友人S 「僕はA子が好きなんだ」

俺    「ほう、なるほど」

友人S 「交換したいんだ」

俺    「何を?」

友人S 「たてぶえだ」

俺    「たてぶえ?そんなもの換えたらばれるぞ」

友人S 「口をつける先っちょの部分だけだ」

俺    「先っちょの部分だけって言ったって・・・」

友人S 「誰か来るのを見張っていてくれるだけでいい」


俺は迷った。子供心にこの犯罪に加担していいのか、
いや、この友人の変態行動に協力していいのかを迷った。

しかし、心が弱かった俺は断ることができなかった。


ミッションは成功した。

A子、ごめんね。


この話には続きがある。
次回の更新で。