別にその子に特別な興味があるわけでもなんでもなく、
ただ単に話の流れで聞いているだけなのだが。
なんと言うか、自意識過剰というか。
そんなある日、その子(シャイ子)が課長と雑談をしている時、
その課長とシャイ子の出身地が近いので
課長「どこの高校行ってたの?」
シャイ子「いえ、言えません」
課長「ん?なんで?」
シャイ子「とても馬鹿な高校なんで言えません」
課長「いや、そんなつもりで聞いてるんじゃないよ」
シャイ子「いえ、ほんと馬鹿高校なんで」
課長「いやいや、学校のレベルなんて社会に出たら関係ないよ」
シャイ子
「いえ、ほんとにほんとに馬鹿高校ですから。よく就職できた と思います。
あんな馬鹿学校に行っていたことなんて恥ずかしくて人に言えません」
課長「まあ、そこまで言いたくないならいいけどさ」
シャイ子「課長はどこの高校行ってたんですか?」
課長「ん?俺?クジラ高校(仮名)」
シャイ子「えー、私もクジラ高校ですぅ」
へぇ、そんなんだと言っていた課長の目は笑ってなかった。
おい、シャイ子、この凍り付いた雰囲気、どうしてくれんだ?
その後、二人がなんかギクシャクしているのは言うまでもない。
課長「まあ、そこまで言いたくないならいいけどさ」
シャイ子「課長はどこの高校行ってたんですか?」
課長「ん?俺?クジラ高校(仮名)」
シャイ子「えー、私もクジラ高校ですぅ」
へぇ、そんなんだと言っていた課長の目は笑ってなかった。
おい、シャイ子、この凍り付いた雰囲気、どうしてくれんだ?
その後、二人がなんかギクシャクしているのは言うまでもない。