新しい言論の可能性 後編

 

今、歴史・文化・伝統を発信している媒体はいくつか存在します。

 

武将ジャパン」http://bushoojapan.com

2013年創設の日本初のポータルサイト。エンタメ歴史と学術的歴史の橋渡しをコンセプトとしている。現在、5000記事に到達しようとする勢いで、ポップな歴史言論を牽引している。執教授からイラストレーターまで様々で、楽しく歴史の勉強ができる。

 

 

「歴人マガジン」https://rekijin.com/?page_id=34

2014年創設。CS放送のチャンネル銀河とも連携し、海外時代劇等のメディア紹介も行っている。出版社とのコラボが抱負。

 

またyoutubeを使って発信している媒体も存在します。

 

「世界史20話プロジェクト」http://historiamundiproject.blogspot.jp

高校世界史を最も分かりやすく説明している動画。全範囲を網羅しており、カテゴリーの細分化もされ、予習・復習がしやすい。「日本史ストーリーノート」「地理の羅針盤」などのシリーズもある。

 

 

「白坂慎太郎」https://www.youtube.com/user/shinta19751

高校倫理や哲学、宗教に関連する動画が多くある。公民系の動画で最もクオリティが高い動画。

 

 

「チャンネルくらら」https://www.youtube.com/channel/UCDrXxofz1CIOo9vqwHqfIyg

歴史と時事評論が一体となったチャンネル。上の二つが基礎編ならこのチャンネルは発展的な内容となっている一方、勉強する際の取っ掛かりとしても非常に役立つ動画が多数存在する。

 

今ここで紹介した媒体はほんの一部に過ぎません。ニコニコ動画では個性的な動画もく、ウェブ小説ではマイナーな人物が多数フィーチャーされています。Twitterには様々な分野に特化したアカウントがたくさんいます。

 

 日本において戦国と幕末しか人気がないと断定することはできません。様々な文化や伝統に興味を持つ一人一人の声を吸い上げ、発信する存在が必要です。とはいえ、私自身も幕末や戦国に偏りがちなのだが。