ルアーの歴史上かなり重要なルアーメーカーRapala/ラパラについての動画紹介です!

ベテランアングラーはもちろん、ラパラを使ったことのないアングラーの皆さん是非その成り立ちや、品質の高さを覗いちゃおう。動画ですがルアー工場見学なんて滅多にできないですよwwしかもバルサのウッドルアーなんですから!

 

動画の他に、キャプションした写真と簡単な和訳をそえておきますのでお楽しみください!

 

↓↓↓↓↓↓↓↓こちら動画でっす↓↓↓↓↓↓

 

歴史の部分はなかなか興味深い内容でした!!

 

ラパラ本社/工場はフィンランドのヘルシンキから車で1:30分の距離のVaskey/ヴァスキーという片田舎にあります!

1:14~ 映像のオープニングではエリートシリーズでも超人気ウイニングルアーのDTシリーズの水中動画

1:42~木材加工の様子です、木材はエクアドルから輸入してまっす。

さらに細い角材にされ下記の機械でボディーに変身

なんと一日10万個のボディーが削り出されます!!!!

4:12~ 現在もなおホイル貼りは手作業です!

5:41~ ウエイトやワイヤーも全て自社工場で作られています!!

 

6:09~ ボディーにワイヤー、ウエイトなどが手作業で丁寧に組みつけられます!

 

6:18 ペイント作業 レールのついた椅子で左右滑らかに行ったり来たりしながらの美しいペインティング!

7:21~ スピナーのブレイド写真、 あらゆるルアーを構成する様々な部品は年間1千300万個‼︎‼︎‼︎‼︎作られ、

一日あたり5万個の部品が作られています!!

驚愕の数字ですね。  

7:40~ここからはラパラの歴史です。

ラパラの創始者ラウリ・ラパラは第二次世界大戦中、木こりとして生計を立てていましたが、こずかい稼ぎに自分の木製のボートでガイドのようなことをして、副収入を得ていました。

その時に、いつも釣りを観察し、魚が群れで弱った魚だけ捕食することに気がつき、ルアーのアイディア思いつきました。

 

そして木こりだったラウリはナイフで松の樹皮を削り

ルアーを作り始めました、

 

チョコレートバーのホイルを貼り、ネガフィルムを溶かしたものをハードコティング剤として使いました。

 

ルアーでは見事に魚がたくさん釣れ、やがて妻と四人の息子での本格的なルアー生産が始まります。

 

まもなくビジネスは拡大し村人も従事し始めます。

そしてある日ラウリの息子がノコギリ、ヤスリ、ドリル、その他の工具を組み合わせた奇妙な複合工具を作り出します

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

当時から現在も、ルアー1つ1つタンクでスイムテストをして全て完璧な状態で出荷されます。作りが雑なルアーメーカーもある中で、ラパラは現在もなお徹底した品質管理をしています。プライドや愛を感じます。

 

そして1959年ラウリラパラはこのフローティングミノーをローカルの展示会にだし見事2位を獲得します。

その数週間後にアメリカはミネソタのスポーツ用品店の社長からルアーを輸入販売したいと申し出の手紙を受け取ります。

 

ついにアメリカへの輸出ビジネスの始まりです!

 

アメリカでも人気になるわけですが、

ラパラの宣伝になんとマリリリンモンローが一役買っていたのです!

 

有名なLIFEマガジン社はラパラの広告を掲載することになるのですが、偶然にも当時超売れっ子のマリリンモンローが表紙になった号と重なりました!

当時マリリンモンローが表紙になった本は売りに売れたので

ラパラの広告効果も絶大だったわけです笑

       

そんなサクセスストーリーがあったんですね!

 

また工場に戻りデザイン開発の話になります。

11:00〜現在はコンピューターでルアーがデザインされます。

 

デザイン段階でのスイムテスト、ここでルアーに命が宿るわけですな!

 

 

12:15~アメリカはミネソタのイーガンにあるラパラの巨大配送センターです。どのようにしてショップに出荷されるかが紹介されます。

ここでは44人が働いています。

 

13:12~巨大コンテナいっぱいにルアーがフィンランドから届きます。荷箱はフォークリフトに乗せられて、すぐに巨大

な棚に収納されます。

 

そしてピッカーと呼ばれる社員がスキャナーを使い商品を収集(ピッキング)します。

 

14:20~ウェブオーダーへの出荷過程、スキャナーと共に。

スキャンすると商品の棚のローケーションが表示され、

次にピックアップしたルアーをスキャンすると、商品に間違いがないか確認され次の商品の場所を教えてくれます。

一日中倉庫を動き回るわけですね笑

そして集められたルアーは箱に入れられ、ラベルを貼られます。

 

15:40~ それらをまとめてUPS(配送会社)に引き渡すわけです!

 

これがラパラの出荷作業ですな!

 

 

17:00~ラパラのリサーチ開発担当はもちろんのこと、多くの社員が週末にはテストなどを兼ねて湖に出てラパラで釣りを楽しみます。

 

 

そして夜は釣った魚を燻製にしてビールで乾杯。

フライにはしないのがフィンランド流とのこと。

ラウリラパラはルアーだけでなく、自然と人間の関わり合いや、日々のリラックスなど、あらゆる遺産を残しました。

 

といった感じの内容でした。

 

ラパラジャパンのウェブサイトにもここまで詳しい概要は書かれていないので、Rapalaを知る上ではかなり有意義な動画ではないでしょうか!

 

いやはや自分のブログはいつもダラダラと長いエントリーですな〜。いいのです。お腹いっぱい食べたいタイプなので。

 

 

     Easy&Crazy