みやび性愛大師、ちょーっと聞いてください!
あたしはどーやら、図らずも
「ドライイキ請負人」にでもなってしまったかのよーです
それというのも、あたしはこの日曜まで出張で上京しており、
その際、東京でみやび性愛大師にもお会いしました
あ、その節は大変お世話になりました
さて、その時に、24歳のT嬢の紹介で、
26歳の大手町勤務の、通称・大手町ボーイと
東京でのセフレ、そ、トーキョーラヴァーズ発掘のためにトライアルをしました
この大手町ボーイは、恐らく「陽キャ」に分類されるメンズだったかと思います
ちなみに、あたしがメンズを便宜上、分類するときに使う「陽キャ」と「陰キャ」は
恐らく世間一般で使われるものとはちょーっと意味合いが違うかと思います
あたしのいう「陽キャ」のメンズとは、セックスに至るまでの過程、
例えば、ドライブや映画、ショッピング、
それからステキなレストランで食事…などに
力を入れ、メールなどのやり取りもマメで、
実際、メンズ本人もそーやって
女性を喜ばせる演出をするのが得意だし、大好きだったりする
世間でいうところの、女性からよーく、おモテになるタイプのメンズですね
が、しかーし!!
いかんせん、そこで男としての達成感を感じ、満足してしまい、
スタミナを使い切ってしまうきらいがあるので、
肝心かなめのセックスではポンコツもポンコツ…
中折れ・EDもしやすかったり、セックス自体も淡泊で
いざ蓋を開けてみると、女としては実に物足りーん輩のことです
ここまで言うと、もーお分かりかとは思いますが、
あたしは陽キャのメンズを毛嫌いして可能な限り遠ざけています
それから「陰キャ」のメンズとは、特に学生時代、
何らかの理由で元々女性と縁がない、モテない…等で
女性慣れしていなかったりします
だから、セックスに至るまでの過程では、女心がまーったく分かっとらーん
そーんな、とんちんかーんな言動をしばしばするので、
女性から疎まれるという憂き目を見たりします
そーそ、それで実際、筆おろしの時期もかなーり遅めだったり、とか
が、しかーし!!
そーやって多感な学生時代に女性との接触が何かと乏しかった分、
女性に対して鬱屈した憧憬、執着心があるので、
結果的に女体研究に余念がありません
そんでもって、その女体研究の成果を遺憾なく発揮することが出来ます
デートでは空気をいーっさい読めないのに、
女体応においては、どーんな些細な反応でも見逃さない、見落とさない、
だから、セックスでは、職人なみに緻密で繊細、実にイイ仕事をしてくれます!
セックスに至るまでの前工程のデートなどで余分な精力を消耗しないので
しばしば精力絶倫が多かったりするのも、まさにこの「陰キャ」メンズの特徴です
一通りのデートをしてきた、あるいは結婚して
男という生き物に過剰な期待をしなくなった、
そーんな、いわゆる「大人の女」からその真価を評価され、重宝されるメンズです
ちなみに、陰キャのメンズ自身も、そーんな相性の良さを本能的に知ってか
年上女性好き♡が多かったりするのも、特徴の1つであったりします
言わずもがな、あたしはこの「陰キャ」メンズが大好物だし、
うふふ、実際、とーっても相性がいい♡
さて、十分に「陽キャ」と「陰キャ」メンズの説明をしたところで、
話を再び、先日トライアルをした、大手町ボーイに戻しましょう
陽キャの彼は、あたしの滞在した、パレスホテル東京に呼びつけられて
そこで食事やお酒の場での語らい…など、彼にとっては手馴れた、
セックスに至るまでの前工程をバッサリと省略させられ、
前もって分かってはいたものの、やはりそれでもいきなり、
「セックスをしてみろ!」という待ったなしの状況と
パレスホテル東京という豪奢で厳粛な舞台に圧倒されすーっかり飲まれてしまい
案の定、大手町ボーイはずーっとEDで
ハッキリ言ってまーったく役に立たーん結果になってしまった
さすがのあたしも見かねて、彼に求められるがまま、
なおざりでおざなりの手コキやF、乳首責めをしてやると、
彼もそれなりに感じで調子づいてきたご様子
が、しかーし!!
あたしが手コキをしながら乳首責めをしているとき、
男だてらにあんあん♡と感じて悶絶していたわりには、
Pは中折れしたままでぜーんぜん立ちそーな気配がない!
え?これってば、
男だてらにフェイク演技なのか?!
って、さすがのあたしもいぶかしんでいたとき、
大手町ボーイはこー言いながら、あたしを慌てて押しのけたのです
「で、出る、ヤバイ、イキそーだ、何か出る!」
勃起はしていないからそれは当然、射精ではないわけで
それゆえに何が出てくるのか分からない彼は少しパニックになっていましたね
最終電車の時間が迫っていたから、
そこでトライアルは強制終了となってしまいましたが
この大手町ボーイのことを報告すると、
我がセックスアドバイザーの、みやび性愛大師は、
開口一番こー仰いましたよね
「あ、それは『ドライイキ』ですね、
大手町ボーイくんはドライイキを体験しましたね」
「ドライイキ、ですか…?あの、うちの古株セフレ、ハルト師範代が
あたしとのセックスで専らそればかりして楽しんでハマっているという、
あの『ドライイキ』ですか?」
「ええ、射精せずに、女性が中イキするのと同じ感じで昇天します」
*****
あたしはまだこの時は、みやび性愛大師の言葉をにわかに信じられずにいたの
だって、そーでしょ?
ドライイキという言葉だって、遅ればせながら最近知ったものだったし
ハルト師範代という、それが出来る相手がすぐ身近にいたことも驚きだったのに
それなのに!!
いともたやすく、トライアルで受験生をドライイキさせてしまうってこと、ある?
世間ではその希少ぶりにもはや都市伝説扱いされている、
あのドライイキだよ?
だって、あたし、特にこれと言って、奇をてらったことなどなーにもしてないし
それだけになーにも自覚なくて、こーんなに次から次へとポンポンと、
いともたやすくメンズはあたしの前でドライイキに達してしまうものなのかしらって
やーっぱり、あたしは直ぐには
みやび性愛大師のお言葉を飲み込めずにいたの…
to be continued...