タツノスケ師範は、あたしのおっぱいをたっぷりと愛撫した後は
そのまま舌を這わせながら下って行きつつ
彼のこれまでの豊富な経験と実績から、
女性の性感帯であることが多い、そんな箇所で立ち止まると、
それはあたしにも当てはまるのかどーか探りながら、
実に色んなところを唇や舌を巧みに使って愛撫したわね
そーね、何十年ぶりに愛撫されて、
「あ、そーだ、ここもあたしの性感帯の1つだった!」と
その気持ち良さに喘ぎながらも、その記憶を思い出して
じんわりとノスタルジックな気持ちになって
思わず涙がちょちょ切れそーになったのは、おへそだったわね
そー言えば、未だに忘れられない、
あたしが17歳の女子高生だった頃の、人生初のセフレ、
ジミーがそこを愛撫して、性感帯であることを見出してくれたのよね
でも、ジミーと縁が切れてしまってからは、
誰もそこを愛撫してくれた男はいなかったわねって
その後、タツノスケ師範はあたしの鼠径部を最初は唇を使って
それから後は舌を使ってちろちろと愛撫してくれたのだけど
いかんせん、そこだけはどーしてもくすぐったくて
おまけに、若かりし頃、雨の日のバイク事故で
鼻の骨を木端微塵にしてしまって、
その後何度も鼻の再生手術をしたと言う
そんなバックグラウンドを持つせいか、
はたまた小太りで顎の小さい体形のせいか
タツノスケ師範はそーやってあたしを愛撫をしている最中も
ブヒブヒと、子豚を連想させるよーな、
いななきの声をも伴奏として聞かせてくれるものだから
薄暗い部屋で表情が見えにくいことをいいことに
あたしは下唇を噛んで、こみあげてくる笑いを
懸命になって堪(こら)えていたと言うわけよ
その後、何回目かの逢瀬でのピロートークでそのことを打ち明けた時
タツノスケ師範は、こー言ったわ
「こそばゆいところこそが、まさに性感帯になる可能性を秘めている
そここそを何度もじっくりと丁寧に愛撫してやると、
やがて立派な性感帯として開発されてゆくんだ」
おぉ、全くそのまま同じことを、セフレのジミーも言っていたわねって
あたしは実に感慨深く聞いていたわけよ
話を戻しましょ、タツノスケ師範は、くすぐったかった鼠径部を攻めた後
まだまだあたしの本丸、Mへとはそのまま行かずにあたしをくるりと裏返すと、
今度はうなじや背中に唇を押し当てて愛撫を始めたの
あたしはブログでも何度も書いて来たし、あたしを抱こうとするメンズにも
何度も言い続けてきたことだけど
あたしはバックの挿入だけは除いて、
バックハグとかとにかく背後から攻められるのにとても弱い
だから、くどいよーだけど、鼠径部を攻められて
くすぐったかったのはどこへやらって
あたしは、今度は唇だけで優しく触れる、タツノスケ師範の
フェザータッチの愛撫にすっかりと体がほどけてしまって
うっとりと酔っていたわね
あたしの言葉だけを鵜呑みにせずに
これまでの自分の豊富な経験の上にも決してあぐらをかくことなく
自ら動いて、いろんな箇所を果敢に愛撫して試してみては
5感をフルに駆使して、あたしという女体の情報収集を精力的に行う
…うふふ、そんな姿は、まさにあの懐かしい、
セフレのジミーを彷彿させるわねって、
あたしはベッドの中でのタツノスケ師範を好ましく感じ始めていたの
それで、だからこそなのか、
「きっと、この男はあたしにとって縁深い男になるかも知れない」
と直感的に思う一方で、
「でも、油断大敵、まだまだ早合点は禁物よ、だって彼はあたしの忌み嫌う
巨根系メンズなのだから、このままお手並み拝見と致しましょ」って
その直感を思わず振り払ったあたしだったけど
うふふ、でもね、大抵、あたしの直感ってばあたしを裏切ったりやしないのよ
その後は、セフレのジミーへの感傷を完全に封印したあたしだったわ
だって、そーでしょ、せっかくあたしを愛撫してくれてる
目の前の男、タツノスケ師範に集中しなきゃ、彼に対してとても失礼だわって
でもね、再び彼があたしをひっくり返して、あたしの本丸であるMと対峙する頃には
彼がもたらす、めくるめく快楽に、あたしはセフレのジミーどころか
自分自身さえもすっかり失って狂喜乱舞の渦中へと放り込まれることになるのだけど
うふふ、それの詳しい話は、次回よ
それじゃ、またね~