ホテルの部屋に着くと、これまたあたしはルーティンとして

 

備え付けの機械にさっとポイントカードを通したわ

 

それからこれまたルーティンの一環として、

 

メンズにお風呂のお湯張りをお願いするの

 

自動止水のそれは、決まって温度は40度、

 

バスタブが満タンになるのは13分でセットされていて

 

当然、まだぎこちなさの残る、

 

タツノスケ師範をソファーに座らせて

 

あたしはベッドの縁に座って、お湯張りの完了を知るまで

 

あたしはこの時間を使って、ここぞと言わんばかりに

 

相手の性癖、人柄を探り出すためにも

 

メンズからお仕事の話やこれまでの性体験を主に訊き出すの

 

うふふ、三度の飯よりその2つの話題が好きなあたしにとっても

 

逢瀬のもう一つの醍醐味でもあるわけだけど

 

タツノスケ師範と顔合わせしたその頃、

 

ちょーどあたしは日記やブログで、筆おろしの相手のメンズに

 

あたしがコンドームを上手く着けてあげられなくて

 

その後、彼は自業自得とは言え、

 

悲惨な目に遭うという体験談を書いたばかりだったから

 

ふっと興味が湧いて、タツノスケ師範に質問してみたの

 

「ね、筆おろしのとき、上手くゴムを着けられた?」

 

「そーだなぁ、最初は表と裏がどちらだか分からず、

 

おまけに皮まで巻き込んじゃって手間取ったけど

 

どーにかこーにか着けられたかな」

 

「あー、やっぱ、最初はそーなんだね

 

ねーね、それは何歳の時のことだったのよ?」

 

「えっと…14歳の時だったかな」

 

何ですと?!

 

それは大変興味深いお話しですなぁ!!

 

しかも、この百戦錬磨の女として名をとどろかすあたしでさえ

 

14歳って言えば、まだ辛うじて処女だったと思うわ

 

タツノスケ師範の告白に

 

あたしはいつしか身を乗り出して聞いていたわね

 

「で、その相手は何歳のどんな人だったの?」

 

「同じ14歳で、同級生だったかな」

 

「え?!」

 

あたしは驚きに軽くのけぞってしまったわ

 

だって、そーでしょ、

 

このタツノスケ師範に至っては、お互い童貞と処女同士で

 

しかもセックスの勝手がまだ十分分からないでいただろー中でも

 

しっかりとコンドームを自発的につけることだけは怠らなかった!

 

あたしが高校生の時は、きっとそれさえせずに

 

抑えきれぬ性欲と好奇心から、セックスをしてしまったのだろー

 

それで思いがけない妊娠をしてしまった同級生の女子や

 

はたまたその惨劇に見舞われた同級生同士のカップルとか

 

わりかしごろごろと見かけたりしていただけにね

 

中学1年でちんちろ毛がようやく生えて来て

 

同時に夢精とオナニー、射精を覚えたかと思うと

 

もーその翌年にはさっさと筆おろしまで済ませていらっしゃる

 

そんでもって、その際にはちゃーんと避妊具を着けることを

 

お忘れにならなかった!!それだけでも十分に男として神々しい!!

 

だけど、タツノスケ師範が師範たるゆえんは、

 

このエピソードだけに留まらなかったということ!

 

タツノスケ師範の避妊具装着への確かさというのは

 

まさしくこちらも脱帽もので

 

昨日、あたしたちはホテルに缶詰めして

 

既に3度目の逢瀬を満喫してきたわけだけど

 

その時に、彼は日記やブログからあたしが作業服フェチであることを知って

 

まだまだ残暑が残るこの季節に決して羽織ることはない

 

職場で配布された作業着のうわっぱりをサプライズで持参すると

 

あたしたちは即興でコスプレを楽しんだわけ

 

自宅設備点検に来た業者の男と性的欲求不満気味の人妻との設定で

 

そんでもって、鏡プレイも好きなあたしのために

 

ホテルの洗面台まであたしを連れて行くと

 

タツノスケ師範は背後からあたしに抱きついて

 

「…奥さん、僕を誘うとは、実にイヤらしい人だなぁ…」

 

なんてぽんぽんと卑猥な言葉をあたしに囁き続けながらも

 

これ見よがしにあたしのうなじにねっとりと舌を這わせたり

 

スリップドレス(太ももあたりまで丈のあるロングキャミソール)の上から

 

既に立って存在を主張してる、両乳首をつまんだり引っ張ったりしたかと思えば

 

いきなりかがみこむと、彼はスリップドレスの裾から顔を入れて

 

ちうちうっと、おぉ、実は栗よりも敏感な性感帯だったりする

 

あたしの人よりも大きくて長い小陰唇のヒダを片方ずつ吸ったり

 

そうかと思えば、そのヒダを大きく広げて後ろからあたしのを攻めたり

 

既にあたしの好みの愛撫をすっかり把握していた彼は

 

あたしがMの穴に指よりも舌をねじ込まれるのが好きだと知って

 

かがんで下から実に器用に、否、得も言われぬ快感にきっとあたしのMってば

 

既に「ようこそ♡」って大きく広がっていた筈だから

 

にゅるっと容易く、タツノスケ師範は舌でお邪魔出来たかも知れない

 

最初は照れながらもそんな2人の絡む姿を見て楽しんでいたあたしだったけど

 

そーそ、すぐ隣ではホテルの清掃員の声が薄い壁を通して丸聞こえだったから

 

興奮しながらも、必死で自分の声を押し殺さなければならかったわけだし

 

容赦なく攻め立てる彼の愛撫にいつしか腰砕けになって立っていられなくなり

 

洗面台によりかかって身を支えていたら

 

満を持したと見て、彼は自分の作業服のズボンのファスナーを下すと

 

そのままバックから挿入してきたのよ

 

これまでのあたしとのメイクラブでの反応から

 

「俺がひょっとしたらバックで快感を感じられるよーに

 

開発してあげられるかもしれない」と踏んだ彼は

 

あたしが痛がらないよーに挿入したまま微動だにしなかったわね

 

彼の巨根があたしのMでピッタリと吸い付くよーに収まって広がる感じと

 

いつもなら「巨根は大味!ドクロって忌み嫌う、

 

挿入された時に感じる、あの魚肉ソーセージのよーなソフトさが

 

この場合は上手く功を奏して、あたしは不快感よりも

 

むしろ新たな快感を感じていたわ

 

でも、同時に頭の片隅で、

 

「あれ、これってば、ナマでバックから入れられているのよね?」

 

って、慌てて考える冷静なあたしもいたりしたわけで

 

やがてあたしのMから自分のPを引き抜いた彼にそのことを確認したら

 

タツノスケ師範はニヤリと嬉しそーに、こー返事したのよ

 

「ナマで入れられてると錯覚してしまうぐらいに良かったか?

 

あれは『ステルスコンドーム、装着感を消します!』って

 

箱に書いてあったから、試しに今日買って着けたみたやつだったんだよ」

 

「え?…と言うことは、コスプレで作業着を着る前から

 

ゴムを着けていたと言うことなの?」

 

「そりゃそーさ、俺は相手の同意なしには決してナマでなんか入れないよ

 

ナマで入れて欲しいって女も時々いるけど、

 

その場合は何度も念を押すし

 

しかもその場合は、俺は責任を取る覚悟で入れるから、

 

後でちゃんと自分の名刺さえ渡すよ、

 

俺は怪しい者じゃないです、こんな男ですってね」

 

おぉ、それってば今、ネットでもちらほら見かけるよーになった

 

まさに射精責任というヤツね!!

 

愛撫はもとより、安全さえも徹底して行うメイクラブでは

 

とにかく女性に楽しんでもらいたいと言う、その彼の心意気が、

 

まさしくあたしには神々しくキラキラみえたわけだし

 

それだからこそあたしは尽きない敬愛込めて

 

師範という敬称を付けて彼の名を呼ぶことに決めたのよ

 

「おぉ、タツノスケ師範、あなたについて行きます!」って

 

そんな具合で、初回の逢瀬ですっかりあたしは彼にハマって

 

気が付けば彼に骨抜きにされてしまったというわけ…

 

to be continued...

 

 

 

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