「おはようございます
いいですねぇ、タツノスケさんのそのタフな精神(^^)
ちなみに今朝の日記読んでくれました?
最後の辺でタツノスケさんのことを書いていますよ、
気付いてました?
私も少し気になっていたので、
ちょっぴり前向きな気持ちになっていますが、
まだためらっていますねw
だから、せっかくなら、私の心を動かすべく、
もっと口説きの感動的なメールくださいw
お待ちしております(^_-)-☆」
外回りの営業をしていて、
ちょこちょこと自分の自由時間が出来ると言った
タツノスケ師範から返信が来たのは、
それから程なくして、お昼頃だったわ
「お疲れ様です、お返事ありがとうございます
やはりあれ自分だったんですか、笑
俺とよく似たことをした奴がいるんやな〜とか思ってました、笑」
これも後でタツノスケ師範から取材と称して訊き出した話だけど
タツノスケ師範のターゲットの女性は、主に30代半ば~らしく
彼は気になる女性のプロフをじっくりと読み込んでは
その女性に、まさしく先日あたしが貰ったよーな
セックスアピールに満ちた、いえ、むしろそれしか書かれていない
一歩間違えれば変態扱いされた挙句、
通報されて、サイトを追放されかねない
潔いまでのエロ道を追求した、
あのメールを一か八かで送り付けるらしーわ
そんでもって、彼曰く、
「『まずはメールからやり取りをお願いします
ところで、趣味は何ですか?』なんて言う、
いわゆるフツー系のメールも出すけど
それで返信貰ったことない、大抵既読スルーだな
それなのに、露骨エロ系のメールは
『キモいです』とか反応があったりする
そんでもって、たまに返信すら貰うことだってある
『あたし、イッたことない』とか
『彼氏が淡泊過ぎるのが我慢できないのだけど、誰にも言えないの
そこまで上手だと言うのなら、興味あるから一度会ってみたい
潮吹きをしてみたいの♡』とか返事が来たりするよ
その確率はざっと見積もって、5%ぐらいかな
だけど、不思議なのは、そーやって返事を寄越す人のプロフは
大体『真面目な出会い希望!』とか
『既婚だけど真面目な彼氏募集!』とか
『ピュアな出会い希望!』とか書かれているんだよな
女って不思議だわ~って思う瞬間、笑」
おぉ、さっすが、タツノスケ師範、
核心突いてるッ!!w
あたしなんかはともすれば、タカが外れ切った、
性的にも自由奔放な女であることは、自他共に認めるけど
そんなあたしでさえ、一応プロフィールは
「ピュアな婚外恋愛希望」とかってなってるもんねw
ぶっちゃけ、そんなもん、これっぽっちも求めていやしないけどね
それじゃあ、なぜそんな矛盾が生じるのか?
まず第一に、日頃からあたしはメンズに対して、
散々、己のプロフを点検しろって言っている割には
面倒臭くて、サイトを開始した時から全然イジっていないから
確かに、サイトを利用し始めた当初は、未知なる世界ゆえに怖くて
でも夫に不満があるから、
「誠実で真面目なそんでもって、日常生活に疲れ切ったあたしを
夢の世界へといざなってくれるよーな、そんないわゆる
『白馬の王子様』的存在のメンズ」を、
いい加減、董(とう)が立ちまくりのオバハンであるあたしでさえ
図々しく憧れて求めてはみたものの
そもそも、そーだとかつては妄信していた自分の夫でさえ
白馬の王子様なんかでは決してなかったのに
今更、よそ様の夫や他の男にそんな憧れをぶつけてみたところで
芳しい結果が得られるほど、現実は甘くなく
(…尤も、それなりに女としてメンズ諸氏からはちやほやしてもらい
おかげさまであたしも、女としての客観的な市場価値を知り
それはそれであたしの女としての自信にもつながりました
その節では、大変お世話になりました、です)
それでもサイトの沼にどっぷりとハマってしまったあたしは
手当たり次第、気になるメンズと逢瀬を繰り返すうちに
ホントに自分が求めていたものとは、
生ぬるい「恋愛ごっこ」なんかでは決してなく、
一も二にも、「セックス」であったと覚醒していくわけで
だけど!!
だからと言って、あたしがプロフでストレートに
「ひたすらセックスを求む!以上!」
なんて書いた日にゃ、
まずサイトの審査で修正を求められるのは間違いないし
(だって、実際、キャミ姿の胸元の写真を
プロフ写真にしよーとしたらサイト側からNG出たもんねw)
それに、この娑婆で生きる以上、
どーしてもある程度の「本音」と「建前」の呪縛から
逃れられないのも哀しき事実で
特に女性の場合、「性欲なんてある筈がない!」って
色眼鏡でとかく見られがちだから、処世術としてそれに従いがちだよね
それと、敢えて「お堅い真面目な女」のフィルターを設けることで
より好ましい男をこちら側でも選別したいという意図もあったりする
だって、素直に「求めるものはセックスです!」なんて書こうものなら
こちらが決して求めてはいない、
クズ男だってホイホイと呼び寄せてしまいそーでしょ?
そんな女心を体感的に知っていた、タツノスケ師範に
あたしが尽きない興味とますます高まる期待を抱くよーになるのも
実に自然な流れのよーに思えたわ
to be continued...