翌朝、アレックスから来たLINEは次のよーなものだったわ

 

「今は、他の女性とセックスするより、

 

病院で自分の検査をすることしか考えていないんだ

 

まずは検査をして、それから自分の体に問題がないようにしたいんだ

 

だから、女性の紹介はいらないよ

 

実は僕は最近、自分の娘が欲しいなと思っているので、

 

僕の娘を産んでくれる女性と出会えたらいいなと思っているんだ

 

それに僕は、誰とでもセックスをするタイプではないからさ、

 

せっかくだけど、女性の紹介は要らないよ、ごめんなさい」

 

やーっぱり!!

 

そーよね、やっぱ、そーだよね、そー来ると思ったわ

 

そ、紹介しつつも、どこかで断って来るかも知れない思いも薄々あったわけで

 

気位高い、アレックスのことだから、いくら性的に飢えていたとしても

 

そーガツガツ、やすやすと差し出された女性に食らいつくタイプでもなかったわね…

 

それにしても!!

 

あたしは、ここでも不思議な、

 

メンズに関する法則を見出してしまうのことになるのよ

 

それは!!

 

不思議なことに、精力絶倫なメンズほど、慎重に抱く相手を選んでる印象があるわ

 

きっとそれは、己の精力絶倫ぶりに任せて手当たり次第に

 

見境もなくいろーんな女たちを抱いて来た結果、

 

若かりし頃の早い時点で、そーんなセックスに飽いてしまったせいなのかも知れない

 

案外、人並み程度の精力の男の方が、いつまで経っても変わらずにスケベで、

 

隙あらばいろーんな女たちに手を出そーと

 

虎視眈々とその機会を待ち構えていたりする

 

そんでもって、見境もなくいろーんな女に手を出した結果

 

誰一人してどの女も満足させられていないという、

 

実にトホホな状態に陥ってしまいがちなのよ

 

だから!!

 

あたしはとにかく、不用意な言動でアレックス

 

不快にさせてしまったことだけは素直に謝っておこうと

 

次のよーなLINEを、

 

今度はあたしなりに自分の想いや気持ちを慎重に点検しながら送ったの

 

「おはよーさん

 

そっか、ごめんね、出過ぎたことをしてしまってあせる

 

どこかで、アレックスは紹介を断るかなとかって思ったりしてた

 

だって、その気になれば、

 

アレックスは相手に困らないぐらい、モテるものね、笑

 

なるほど、自分の娘が欲しいのね

 

それで、検査とか体の状態を整えるのに必死なのね、よく分かったわ

 

今回のことは、アレックスには

 

不快な思いをさせてしまって申し訳なく思っているけど

 

同時にアレックスがセックスに対してどう思っているのかが

 

よく分かって良かったとも思う

 

そうだね、アレックスのために娘さんを産んでくれる

 

女性と巡り合えたらいいね

 

今後は一切邪魔しません

 

本当にごめんなさい、

 

この度は出過ぎたことをして不快にさせてしまいました」

 

その後、既読が付いたものの、再び彼から返事が来ることはなかったわね

 

それで、あたしは、てっきりこれでアレックス

 

嫌われてしまったものだと思い込んでいたし

 

それに第一問題だったのは、

 

そもそも、あたしがこーまで迷走してしまう程に

 

あたしたちが会おうとすると、とかく何かと不運が重なりに重なって

 

挙句の果てには、こーしてあたしが

 

子宮頸がん疑いのババまで引いてしまったことよ!

 

考えよーによっては、ここまでして、あたしのM神様

 

あたしとアレックスとを別れさせたがっている?!

 

これが「別れの予感」でなければ、一体何なの…?

 

そーやって、一挙にいろーんな思いが去来したあたしは耐えきれずに

 

自分の感情の整理のために、その朝、思い立ってすらすらと一気に

 

過去記事「別れの予感~セフレトレンド2024、完結編~」

 

書き上げることになるのよ…

 

 

to be continued...

 

 

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