プロフィール画像にも使っている「相棒むー君」。
これは、2005年に知り合いから頂いたほんやら堂の「おやすみ羊」シリーズの「お昼寝用枕」です。
香り袋がお腹の部分に入っているのですが、私は嗅覚過敏でその香りによって気持ち悪くなり嘔吐していまうこともあるので、香り袋は最初から抜いて、私は枕ではなく、「ぬいぐるみ」として扱っています。
肌触りがとても良いのです。
この「おやすみ羊」シリーズは毛皮が白色の物だけでなく、ピンクの物や水色にドット柄の物などカラーもさまざまなものがあり、大きさも大・中・小と色々とあります。
それを私は、30体以上集めました。
自閉症スペクトラムを持っている人は、「ぬいぐるみ」を手放さないとネットで見たことがあり、調べてみたら・・・
本当にそんなことが書いてありました。
(子供の事例でしたけどね(笑))
※「こちら」のサイトをご覧ください。
私は、この「むー君」を一番のお気に入りとしており、入院・ままの故郷である四国への帰省時・メンタルクリニックでの滞在時にも連れて行きます。
もちろん、寝る時も抱えながら寝ています。
おかんが、「ひめは小さいころからぬいぐるみが大好きで、そして寝る時にはガーゼタオルを持って眠っていて、それは大人になっても変わらないんですよ~」と、ままに言ったことがありました。
すると、ままはすぐに私のために京都くろちくのネットショップ(楽天)で寝る時に手に持つ用の「両面ガーゼはんかち」と枕カバーを包みこむ用の「両面ガーゼてぬぐい」を、毎年、その年の干支の物を購入してくれました。
※この習性も「こちら」のサイトをご覧ください。
この※印にある「こちら」のサイトでは、子どもに関してしか言及していないのでわかりませんが、私は子供の頃の習性がそのまま大人になった今でも残っている状態なんです。
だから、私のベッドの周りは「おやすみ羊」シリーズのひつじさんたちに囲まれています。
「いい年した大人なのに!」って思われる方もいるかと思いますが、とても安心のできる存在であり、安定剤なのです。
そして、2020年8月20日に行われた「子宮・卵管の腹腔鏡下全摘術」の際にも、「むー君」をオペ室と術後のリカバリールームに持っていくことを特別に許可され、オペ中は私の右肩に、リカバリールームでは私は胸の上で抱えていました。
(入院する前に、ままが「発達障害ひめ特性マニュアル」を作って、このマニュアルを入院初日に婦人科病棟の看護師長さんに渡して、婦人科病棟の看護師さんたち・先生たち・麻酔科の先生・メンタルヘルス科の先生たち・私に携わるスタッフの方々に共有をしてもらっていたため。)
たぶん、私の場合、普通の発達障害者の方と違うのは、精神年齢なのではないかと思います。
私の精神年齢は「子供」のままでストップしていて、「大人」に成長していない部分がたくさんあるのです。
だから、長年私に携わっている先生たちや担当看護師さんたちは私を「自分の子供が小さいころと同じように」接するのかもしれません。
※担当看護師さんには子供はいませんが、ペットのワンちゃんがいます。
でも、きちんとした「大人」になるべく「トレーニング」もしています。
「実際にどんなトレーニングなの?」って聞かれるとわかりませんが、日常の中で色々と自然に私と接することによって、先生たちや担当看護師さんやままが、私に無理なくその感覚を刷り込んでいっている感じなのかもしれません。
特に、ままは「普通の一般人としての感覚を持って、ひめさんに接してください。」とメンタルクリニックの先生や担当看護師さんから言われているので。
ままがメンタルの先生や担当看護師さんと同じように私に接してしまうと、それこそ、私に一般的な社会常識が身につかなくなりますからね。
そんなわけで、トレーニングを始めて9年目のひめのお話でしたー。
※発達障害トレーニングを開始したのは、2011年春です。
ではでは!
ちなみに、現在(2020年10月時点)の私のレベルは「幼稚園児」と担当看護師さんに言われています。