さゆりちゃん。

 
それは、私の別人格であり、最後まで残っていた人格。
 
一番頼れる人格で、いい子で、優秀で、困ったときはいつも助けてくれる人格。
 
とにかく、非の打ち所がない人格。
 
その人格が私自身に統合されたとき、私は悲しく泣きじゃくり、メンタルの先生や担当看護師さんやままに、寂しい寂しいと訴えました。
 
これから、一人ではやっていけないよ、と。
 
先生はそんな私に「さゆりちゃんは、消えたんじゃなく、ひめさんの心の中に戻ったんだよ。だから、いなくなったんじゃないよ。」と切ない表情で慰めてくれました。
 
私は元々6人格あった人。
 
それぞれの人格は性格も特技も話し方も年齢も名前も異なり、また字の書き方も異なります。
 
私の小学校からのノートは色々な人格が書いていたようで、さまざまな文字の特徴が表れています。
 
その中で一番上手なのが、さゆりちゃん。
 
私は発達障害でバランスが悪いので、筆圧や文字をまっすぐに書くことができません。
 
数年前にさゆりちゃんが私に統合されて以降、私の字は綺麗じゃなくなりました。
 
今日も特別給付金の申請書を書いたのですが、やはりバランス悪かったです。
 
ままは、気にすることないよって言っていたけれど、やっぱり綺麗な方がいいな。
 
味のある文字ってことにしておけばいいのかな?!
 
調子、良すぎ?!(笑)
 
 
ではでは!