退院して一週間、下血と不快な貧血もおさまり…どうやら腸からの出血もとまってくれてようだ。
訪問看護師から妻と共に点滴のセットアップ、交換、流量管理を学び、ヘパリンロックまで、できる様になった。
カフティポンプの専用キャリーバッグに点滴セットを組み込み、ちょっとした外出もできる様になっているので、点滴しながらでも、ヘパロックで手ブラでも、どちらでも行けるようになった。
明日、CVポートからヒューバー針の抜針と穿針を学べば、お待ちかねのお風呂!シャワーや半身浴ではなく、首までどっぷりと湯に浸かれる♨️
嬉しくてAmazonで温泉の素を複数発注、準備万端である。
何より、中心静脈栄養生活に関わる全ての事ができるのはありがたい。
なんか幸せだ…相変わらず飯は食えないし、自宅の二階にも容易にはあがれない生活だが。
ちょっと前までは、当面…あるいは死ぬまで、飯が食えない、旅行なんかいけない、CVポートからの点滴と、医療用麻薬なしには生きていけなくなった事に、どんより、クヨクヨモヤモヤしていたのだが、精神的な苦痛や絶望にも慣れることができるもんだ、と分かった。
今朝、入院していた病院のコーディネーターから「主治医の上司から先方県癌の部長先生にセカンドオピニオン(5/29で仮予約だった)の前倒し依頼、調整がついて今週金曜日に受けられる事になった」と電話連絡が来た。
おっ、何もかも快調!
なんかスムーズにいってんじゃん!
ん…いや
…そうでもない?
明後日には「やっぱ、手術ができる!」とか「また飯が食える!」とかの希望が、消えてしまうかも知れない!って事でもあるんだよな…
俺はその時…もう一回…心が折れずに立ち上がることができるのかなあ?
もう元には戻らない、永遠の不可逆的変化が宣言されたら…俺、どうしよう。
残された日々を楽しんで生きよう!って思えるだろうか?