エンディングノートと遺言書の違い
エンディングノートと遺言書は「同じ物ではないか?」と思う方がいるかもしれませんが
異なる目的を持っています。
どちらも、この地上に、残された人たちに、あなたの情報、想いを書き残すものではありますが
その役割は、異なっています。
エンディングノートの主な役割
自身の事や遺族に関する情報や意思を知らせる為の書類です。
主に「財産内容・医療情報・葬儀・遺品整理に関する希望」や「家族に対する想い、気持ち」等
書きたい事を自由に書き残す事ができます。
書面や、書き方なども自由です。
遺言書の主な役割
遺言書は、財産分与や後見人の指定等の「財産や法的手続きに関する遺志」を書き残す書類です。
遺言書は法的に認められる書式に従って作成し、公証役場で認証を受ける必要があります。
遺言書を作成する事で、亡くなった後に財産分与が円滑に進むだけでなく、
家族間のトラブルを未然に防ぐことができます。
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簡単に言うと、エンディングノートは自身や家族に関する情報を残す事ができる書類ですが、
法的効力はありません。
一方、遺言書は法的な手続きに関する遺言を残す事ができる書類になります。
いきなり、「遺言書」となると、ハードルが高くなります。
また、なかなか、頭の整理もつきにくい。
まずは、エンディングノートで、ある程度の整理をしたのちに、遺言書を書くことをお勧めします。
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