長女は、併願してもうひとつの高校を受験する予定をしていましたが、なかなか血球が上がらず、受験日までに退院出来るかどうかわかりませんでした。



結局、退院が間に合いそうにない、という事で、教育委員、院内学校、地元校、主治医と連携をとり、入試について検討してくださいました。


主治医からは、感染のリスクがある為、別室受験は必須との事。


そして、検討の結果


通常の試験日に院内受験をするか、追試験で別室受験をするか、追試験日に入院が必要なら、追試験日に院内受験をするか、状況に合わせてどんな対応でもします。と言ってくださいました‼︎


「長女の体調を第一に考えてもらったら良い。」


「追試験日に受験をするのが1番良いのではないか。」と、アドバイスもいただきました。


早く受験という重圧から解放させてあげたい、という思いもあるけど、受験日を遅らせる事で、その間に家に帰れるだろうし、少し落ちついた気持ちで受験させてもらえるのではないか。


とても勉強出来る状況じゃなかったから、勉強出来る時間が少しでもできるのではないか。


と思い、追試験日に別室受験をさせてもらう事にしました。



長女がどんな状況でも、受験出来る環境を整えていただき、正に"合理的配慮"をしていただけました。

とてもとても、ありがたいです。



そして、受験時の配慮事項の希望も聞いてくださいました。


入試日は、維持療法も始まっているだろう。長女の体調はどうだろうか…初めての維持療法だからその時の体調が分からず、色々な可能性を想定して、いくつか希望を伝えました。


●今現在、一日中ベッド上で過ごし、椅子に座る事がほぼない状態なので、座布団を持ち込ませてほしい。

●嘔吐処理セットを持ち込ませてほしい。

●体調不良時、疲れた時に横になって休めるスペースがあるとありがたい。



と伝え、その全てを許可し、準備していただけました。


高校からは、もしも体調不良の時のために、試験会場で私も待機していて欲しいとの事。




そして、無事に退院することができ、試験当日。


試験会場の高校では、地元の担任の先生、高校の教頭先生、他にも5名くらいの先生が出迎えてくださいました。


車を玄関に横付けし、長女を降ろした後、玄関に1番近いところに駐車させてもらえました。他の生徒と一緒にならないように、玄関から別室受験会場は立ち入り禁止の看板を置いてくれてありました。


広い試験会場には、パーティションで目隠ししたベッドの設置もあり、試験監督の先生とは充分な距離があり、私の控室も立派な和室で、暖房を付けて暖めてくれてありました。


そして、偶然にも高校の先生が、私が高校生時代にお世話になった先生で驚きました。


「大変だったね。配慮が必要な事があったら何でも言ってね。」と、温かい言葉をいっぱい掛けてくださいました。


そして、試験の後には、地元中学校の校長先生が試験会場まで来てくださって、「本当によく頑張ったね」といっぱい長女を労い褒めてくださいました。


なんだか申し訳ないくらい、充分すぎる対応をしてくださり、涙が出そうなくらい嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいでした。


そして、この高校が一番志望だったのですが、改めてこの学校に通う事が出来たらいいなと強く思いました。