梅雨明けが待たれるここ“いわき”でも子どもたちは夏休みに入り、花火大会などの夏のイベントもそこかしこで賑やかに開催される時期となりましたが、毎年この夏休みのタイミングで行われる平成２９年度の市民スポーツ教室「わくわく体操教室」が、市内上荒川の市総合運動公園内にある市立総合体育館で始まりました。
この企画は体操の器具などを使って楽しみながらからだを動かし、運動感覚と体力の向上を目指して、市内の小学生を対象にして市が主催しいわき体操協会が実際に選手の指導に当たっている先生方を派遣して行われるものです。
既に何度か参加経験のある子も含め、今年もたくさんの小学生の皆さんが集まってくれました。
初めに一通りの説明と指導の先生方の紹介のあと入念に準備運動を行って、学年ごとに分かれてそれぞれの班での実技が始まりました。
フロアに置かれたマーク(ラダー)の間隔に合わせてステップを踏んだり、
実際に体操競技で使用される高さや幅の平均台の上をバランスを取りながら渡り切ったり、
足を揃えて跳び箱を飛んだり、
ぶら下がった鉄棒のあいだを前後にくぐったり、
マットの上でのきれいな側転の仕方を教わったり、
トランポリンの上でからだを回転させたり、初日はからだを動かすことに慣れるところからのスタートとなりました。
最初は緊張気味だった子どもたちも、時間の経過とともに元気に声を出し、同じ動きを続ける中で少しずつきれいな動きになり自分でも自信をもった動きができるようになって行く様子が見て取れました。
始めこそ、出来ないとか苦手だとかと尻込みしていた子どもたちが、短い時間で大きく変化していくさまに見ているこちらも驚かされるようなひとときでした。
今日から２９日までの５日間休まずに参加して、体操の楽しさに触れながら運動への苦手意識を克服し、体操競技への興味もちょっぴりもってもらえたらとの期待をしながら第一日目の日程を終えたところです。