出場選手の気持ちの中にもこれで最後という思いがあってか、正に、一分一秒を惜しんでボールを追いかけ、ゴールを目指すその姿に、勝敗を抜きにして、感動をもらった気がしました。この大会は、スポーツ少年団の競技会への参加はこれが最後となる六年生を中心とする交流試合としての位置づけにもなっていて、試合運びも高学年らしい素晴らしい熱戦が繰り広げられました。
閉会式では、いわきミニバスケットボール連盟の草野昭男会長さんが挨拶される中で、「6年生の皆さんは、スポーツの中でも最も激しい競技の一つであるモニバスケットボールを六年間続けてこられたわけですから、中学生になってバスケットボールを続けてもらえれば最高ですが、他のスポーツをするにしても自信をもって挑戦して、勉強と両立して下さい。そして、たまには、先輩としてクラブに顔を出して後輩の指導をしてもらえるようになれば、うれしいです。」と、卒団する選手たちに声を掛けられました。
私も、本当にその通りだと思います。
競技スポーツですから勝敗が決するのは当然であり、勝つことを目指して練習するわけですが、その途上で得られるものは、からだの健康であったり、また、忍耐力であったり、チーム競技であれば、他者を意識し思いやる気持ちであったり、正に、スポーツの効用としての心身の錬成が成るところで、競技者だけでなく、それを観る者にも感動を生むという素晴らしい効果が得られるものであることを記憶にとどめ、中学に進んでも、勉強だけでなくスポーツに関わっていてくれることを心から望みたいと思いました。
結果は、以下の通りです。
【男子】
優 勝 ; ノースリトル中央台ミニバスケットボールスポーツ少年団
準優勝 ; 赤井ミニバスケットボールスポーツ少年団
第三位 ; 藤原ミニバスケットボールスポーツ少年団
第四位 ; 揚土ミニバスケットボールスポーツ少年団
【女子】
優 勝 ; ノースリトル中央台ミニバスケットボールスポーツ少年団
準優勝 ; 草野ミニバスケットボールスポーツ少年団
第三位 ; 玉川ミニバスケットボールスポーツ少年団
第四位 ; 愛宕ミニバスケットボールスポーツ少年団
入賞されたチームの皆さん、おめでとう!!
また、悪天候の中でも、日程の大幅な変更もきたさず開催にご尽力下さった関係の皆様、本当にお疲れ様でした。
そして、六年間、ひとつのスポーツに頑張り通し、卒団のときを迎えた選手の皆さん、本当にお疲れ様。次なるステージでも多方面で活躍されることを心よりお祈りしています。