勝てば官軍
やっと見れました!昨年、韓国で観客動員最多(1300万人超え)を記録した「ソウルの春」。私のブログの韓国フォロワーから、緊張するけどめちゃ面白いと言う話を聞いてましたが、実に面白い!!!実話を元にした当時の背景ソウルの春(ソウルのはる)とは、独裁政権16年漢江の奇跡をリードし、1979年10月26日、大韓民国(韓国)の朴正煕大統領が暗殺された10・26事件の直後から翌1980年5月17日の非常戒厳令拡大措置までの民主化ムードが漂った政治的過度期を指し、チェコスロバキアの「プラハの春」に由来する言葉である。(Wikiより引用)ストーリー朴正煕大統領暗殺後の不安定な時期、軍官学校同期中堅の「一心会」は当時の軍部中枢に不満をもっていた。保安司令官のチョン・ドゥグァン(ファン・ジョンミン)はクーデターを起こそうと画策。不穏な行動を察知した陸軍参謀総長チョン・サンホ(イ・ソンミン)は首都警備司令官にイ・テシン(チョン・ウソン)を任命し、阻止しようとする中、「一心会」は陸軍参謀総長を拉致。内戦になりかねない状況下。緊張の12月12日(粛軍クーデター)を迎える。演技派俳優が集結ですが、気も早いですが、2024年青龍賞最優秀主演男優賞は我らがファン・ジョンミンで確定でしょう!?憎らしいほど、上手い!(特にこの場面は感慨深い)彼らは2009年 私の歴代最高ドラマ「アクシデントカップル」で共演してます。この軍事政権は国民弾圧を行い、のちに韓国の名作・傑作映画にも連なる「タクシー運転手」などに繋がっていきます。私が初めて半島の土を踏んだのは1988年2月でしたが、そのほんの数年前まで、韓国では軍事政権が国民生活を弾圧していました。そんな苛烈な歴史に興味を抱く20・30代の多くが映画館に足を運ぶ韓国の近代史を映画とは言え、垣間見れたのは非常に有意義なことと思います。良くも悪くもファン・ジョンミンにチョン・ウソンは役柄が少し固定した感じもします。'111초의 압도적 긴장감', [서울의 봄] 메인 예고편 (youtube.com)