「認識疾患と糖尿病」 第19回
最新の糖尿病の定義がわかりました。概念を拡張して、外をとりれていくことで、糖尿病の新しい、そして、本当の姿があきらかになりました。
ぼくは、営業職の方たちに、質問してみました。
糖尿病の新しい定義がわかって、どんなイメージがわきましたか?どんなふうに思いますか?
営業職の方たちの様子は・・・・・
「う〜ん・・・」
「へ〜・・・」
まだ、ピンとはこないようです。
無理もありません。
概念の拡張、外をとりいれる、ということは、まったく未知の世界に出逢っていくことです。とまどうのも無理ないかもしれません。
図にまとめてみますね。ぼくは、図を提示しました。
私たちの認識活動は、このようになっていると思ってください。そして、認識活動は、わたしたちが、意識する、意識しないにかかわらず、自動的に、瞬時に、おこなわれます。観点からスタートして、常に、いまこの瞬間も、認識活動は行われています。
その延長線上に、行動があり、生活習慣があり、身体や心の病気があるのですよ。
だから、
「糖尿病は認識疾患である」と定義できるのですよ。
ぼくは、営業職の方たちに、語りかけます。
それでは、新しい糖尿病の定義が明らかになったことで、糖尿病の治療はどうかわるのでしょうか?
つづく