ネタ提供ありがとうございます。
ランダム宣言したにも関わらず
せっせとブログ書いています。
己の変な真面目さが憎らしい・・・
ネタが尽きるまではちゃんと続く。
グッジョブ自分。
何が辛いって
ネタを製造するのがムズカシイんだよー
個人情報もへったくれもなかった平成の初め頃
外来では患者さんの名前で呼ばわっておりました。
だんだん疲れてくると
患者さんの名前を呼ぶのもきつくなってきて
休憩がてら、皆を笑わせようと
「桜井 薬子さん、
桜井 薬子さん
外来1番までどうぞ~」
とやってたなあー しみじみ・・・
(注・サクライも特殊な形のクスコの名前)
どこのギョーカイにも内輪受け、というのがある。
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Q.クスコが小さければ痛みが
少なくなるものなのでしょうか?
A.そだね。
クスコのサイズが大きければ大きいほど
腟の入り口が狭ければ狭いほど
痛いかもしれないね。
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クスコのサイズは
3SサイズからLまで幅広く、
お産直後に使用する、産褥クスコという
巨大なクスコまでラインナップが揃えてあります。
要するに、内診の痛みを分解して考えると
① 腟の入り口をこじあけられる痛み
② 子宮頸部を動かされる痛み
③ 子宮頸管に何かを入れられる痛み
④ 腟や子宮頸部のどこかをつままれる痛み
であるからして、クスコが大きいと①によりマダムは苦しむ。
診察する側からすると、まあ、大きく広げられれば
その方がよく見えるんで、できれば
マダムが痛がらず、さりとて見えないわけではない
というぎりぎりを攻めてサイズを選ばねばならない。
うちの元の親分(先代教授)は
ご自身も「巨神兵」とあだ名されるくらい
ガタイのでかいお方であったためか
がん検診であるにも関わらずLサイズを常にご選択される、
正真正銘まごうことなきサドであった。
痛がり泣き叫ぶマダムに
「じっとして」って言っちゃえるのは権力のなせる業。
ごいごいすー
一般小市民である私は
マダムに敬意を払い、大体SサイズかSSサイズで果敢に挑む。
慣れてしまえばそんなに不自由もないので
両者Win-Winで外来は和やかです。
痛くさせちゃうと身がすくんで
さらに視野が狭くなるからね。
おいおっさん聞いてるか。おめえのことだぞ
ちなみに産褥クスコは
分娩直後の広がってしまった腟の精査に用いられる。
ペリカン、とは言わないが
ヤンバルクイナのくちばしくらいの大きさはあり
かなり舞台映えする。
不謹慎ではあるが
産婦人科の小道具として忘年会によく登場していた。
童話「金の斧、銀の斧」のパロディとして
「金のクスコ、銀のクスコ」とかやったことある。懺悔。
ま、えげつない芸では整形外科や泌尿器科には負ける。
女性相手の商売であるため
芸風もマイルドかつファンシー。
安心してください。