ネタ提供ありがとうございます。
大きな病院、特に大学病院だと
担当医が日替わりメニューなことは多くて
いわゆる「チーム医療」の名の下に
責任がぷかぷか浮いてしまう印象は否めない。
まあ、人と人とのハートフルな関係を求めるか
技術集団としての役割のみに期待するかは
結局のところ、好みに分かれる。
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Q.
総合病院の産婦人科に、がんと診断されるまで6回通院し、
一度も同じ先生に診察されませんでした。
イメージ的に、基本、
初診の時の先生が主治医になるものと思っていたのですが、
こういうパターンもあるのでしょうか。
その為、最終的に告知した先生もその時初めましてな状態でした。
諸々の疑問点を整理したくて、
「書面でこれまでの説明をいただくことはできませんか」
と伝えたところ、告知した医師が
急に態度を硬化させ「書面なんて出せませんよ!」と。
こいつぅ、カルテ開示請求してやるー
と、うっかり思いましたが
他の病院で手術を受け、経過がよかったせいか
めんどくさくなって放置プレイにしています。
(アンダーライン部分は私が勝手に想像した♥)
A.
徹頭徹尾、担当医制のところから
日替わりランチ的診療体制までいろいろです。
私調べでは医者個人は担当医制でいたいと思う人が多い。
忙しい病院ほど、そして強権的なぶちょーがいるところほど
日替わりランチでフルーツバスケット。
手術や処置などが最優先されてそちらに人員が割かれ
外来が割とやっつけ仕事である、という背景が垣間見える。
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日替わりランチもいい点はあって
いろんな医者の目を通るので
ものすごーく偏った診療にはならない。
逆にこの体制の悪いところは
カルテを事前に読んで予習しておかないと
患者さんに「・・それ、前回済みましたけど?怒」的な
抜けが生じ、信頼関係を見失いがちな点である。気まずい。
担当医制を敷いているところは
比較的外来が落ち着いているか
完全予約制で急ぐ必要があまりない病院かもしれない。
実は医者個人には担当医制が好まれる傾向にある。
だって人間だものbyみつを
「自分の患者さんだ」と思うからこそ
愚痴にもマダムの脂肪にも耐えられるのである。
ただし、こちらの体制での弊害は
中にはちょー偏った考えの持ち主や
手技や知識が未熟で、何かをどうにかして見逃したり
現在の医療レベルにそぐわない診療をしても
誰も咎める人がいない、という点。
医者は所詮個人屋号。
ここらへんの匙加減に個性が出すぎると危険です。
>「書面でこれまでの説明をいただくことはできませんか」
書いてあげればええやんね。
きっと当該マダムは手書きの走り書きでも
別段、かまわなかったはず。
私だったらいそいそとA4の紙に殴り書きしちゃうが
その担当の先生には、その診療の後
ちょームズカシイ手術が
待っていて思い煩っていたのかもしれないし
ちょうど左の足の小指に水虫がいたのかもしれない。
どっち。・・・っつーか二択??
マダムの経過もよかったとのこと
嫌なことは忘れて
今日食べる新作パフェでも想像し
ご機嫌を直してくれたまへ。
私もそうする。