新年度の始まりを機に
意図せず思考が次のステージに
行った気がしているので深堀りし、
備忘録として残しておこうと思う。
具体的に言うと老化に対する肯定である。
自分はもう若者ではないと自覚して10年以上。
中年少女の歌詞のように
モラトリアムに年齢だけ重ねて
気がついたらオバサンの年になっていた、
というのが実際のところであり
恐らく自分が自覚していた以上に
老化を受け入れられてなかったんだと思う。
消極的に受け入れるんではなく
肯定的に受け入れる為には
そもそも「老化=悪」という
自分の中での前提自体が覆る必要がある。
大袈裟に言うと思考のパラダイムシフトが
起こったのかなと思う。
昨今のエイジズムであったり
老害という言葉であったり、
また本業でも色んな高齢者を見てきているせいか
老いそのものに必要以上に悪いイメージを
持っていたのかもしれない。
「酒が悪いんじゃなく
その人のアカンところを酒が暴く」。
同じように老化が悪いんじゃない。
トンでもない高齢者は確かに居るが
その人がトンでもないのは高齢のせいではない。
老若男女関係なくアカン人はアカンし
素敵な人は素敵なのだ。
何でも老いのせいにしてはいけない。
そして老いは色んな感覚を鈍らせる。
それもあながち悪いことではない。
先月のライブでも言ったけど
一説によると幸福度はアラフィフで底を打つらしい。
しかしその話には続きがある。
その後上昇し70代80代でピークを迎えると言う。
これは時間的・経済的余裕や
次世代に繋ぐバトンを渡し終えた
安心感・充足感等々色々あると思うが
感覚の鈍化も一つの要因ではないか。
鈍ることは不幸ではない。
むしろ幸せなのではないか?
図々しい人に限って心が安定して
幸せそうなのはそういうことではないか。
知らんけど…
そして40才ぐらいから突如
自分の属性を一言で言い表すのに
便利で多用してきた言葉「中年」。
まだまだ使うつもりではあるが
いずれはしっくり来なくなり
手放す時が来るのだろう。
エリクソンの漸成的発達理論によると
40~65才を「壮年期」と呼ぶらしい。
以下ネットから引用↓
『壮年期は、職業上の知識や技術、
子育ての知識や技術を次の世代に
伝達する期間である(世代性)。
次世代への関心の薄さや関わりがない場合、
他者と関わり合いがなくなるため、
自己満足や自己陶酔に陥りやすい(停滞)。』
後半部分、ワシのことけ?と思うぐらい
なるほど今の自分にしっくり来つつ、
課題も見える定義である。
次から中年じゃなく壮年にするか?!
いや、何かこだわりのある
メンドクサい人みたいじゃないか。
ちなみに次のステージ「老年期」では
死に対しての関心が高まるらしく、
今の私にはまだ自分ごととしての実感がない。
いずれ次のステージも意識する時が来るのだろう。
その時々の課題や人生の美しさがある。
今は今を楽しみたい。
老いていくことも含めて。4月の誕生石ダイヤモンド。
この曲を作った時、何だかとても辛くて結果的に今回のパラダイムシフトに繋がったのかなと思う。
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