わたしはどんな親でも
許す気持ちでいようと思いながら
保育をしていたので
それほど困る経験はなかったんだけど
それでも
保育士現役時代に困ったなぁと
思った保護者。
なんでも
「汚さないで」というおかーさんでした。
子どもは汚すのがお仕事ですと
言っても聞く耳もたずです。
泥んこ遊び
粘土
クレヨン
など感覚遊びから絵を描くことまで
やらせなくてもいいと。
本人もキツく言われてるせいか
首を横に振り
やらないってなる。
こりゃ困ったなぁって思ったんです。
2歳のお誕生日の時に
砂場でわたし
その子の為にケーキを作ったんです。
砂のケーキに木の枝のロウソクを立てて
ハッピーバースデー🎵なんて歌っちゃって
すっごく喜んでるくれて
嬉しい様子も手に取るように分かったんです。
そしたらお皿に盛り付けたケーキを
自分の頭の上でひっくり返して砂まみれになっちゃったんです。
髪の毛の中から顔の鼻の穴
耳の穴まで砂が入ってたので
こっぴどくその子の母に怒られました。
うちの子がそんなことするわけないと。
他の子にやられたんだ!!
大クレームですよ。
その後
どうしたんだっけかなぁ???
覚えてるのは
3歳過ぎたら砂の中に潜るわ
泥んこ遊びは張り切ってするわ
【汚い】の代名詞になったくらいでした。
つまり
子どもはオトナの思い通りにはならないということ。
押さえ込んでたらその後の反動が素晴らしいってこと。www
結果
子どもは汚れながら成長するって
おかーさんに分かってもらってよかった。
私たち保育者が何をしたかって?
汚してもいいよ
大丈夫だよ
ガンガン行こうぜと
保護者でなく子どもにアプローチしたんですね。
開花してくれました
ちゃんちゃん