ちょっと気になるドラマのことです。

 

大体新しいドラマは初回見て、続けるかどうか判断します。

最近は若い青春ドラマなど、恋愛ものもありますが、そういう世代の視聴者向けなのでスルー、あまり出演人物が多くてガチャガチャしたのもスルー。

 

それで、気になったのが「海のはじまり」でした。

う~~ん、初回から、主演の目黒蓮君のはっきりしない態度、返事、会話で、

判断力が遅いことにイライラしてました。

(演じていてイライラしないかな?大丈夫?くらいに)

それに対して彼女さんの自分の意見を引っ込めて、カバーばかりしてるような付き合い方にも、お互い様だなと思ってました。

 

そのうち、主人公の海ちゃんを巡る一人一人の生き方が描かれて明らかになっていくうちに、こんなに関わる人の細かい環境を描いて、一つにまとめ上げていくドラマを作っているのって誰なのか気になり始めました。

 

先ず脚本家さん。

 

生方美久

うぶかた みく

1993年、群馬県出身。 大学卒業後、医療機関で助産師、看護師として働きながら、2018年春ごろから独学で脚本を執筆。' 23年10月期の連続ドラマ「いちばんすきな花」の全話脚本を担当。2024/07/20

 

生方 美久は、日本の脚本家。-Wikipedia

 

本作は、脚本を生方美久氏、演出を風間太樹氏、そして村瀬健氏がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。

物語は、主人公・月岡夏(目黒)が、大学生時代の恋人・南雲水季(古川琴音)の葬儀で、水季の母・朱音(大竹しのぶ)から、娘・海(泉谷星奈)の存在を知らされるところから動き始める。
 

 

で、もう5話なんですけど、会話が飛び交うわけではなく、

「・・・・・、ウン。」

「そっか・・・。」

など、もう一歩話を進めたら、と思ってしまう。

 

でも、海ちゃんも、大人の心に刺さるような正直な気持ちを発するので、

微妙な関係が分ってくる。

 

で、5話のシーンは、以下の方が書かれたシーン毎の格闘技のような会話だと

例えていて興味深く、面白いのです。

 

私は、夏が家族に告白するシーンの録画を何度も見直しました。

お母さんの正論もよかった。

 

そして、7歳になった海ちゃんを実家に連れてきて、弟(血のつながりは無い)

が、姪っ子が欲しいと言った、その海ちゃんとの対面での表情の嬉しそうなのに

相思相愛の場面じゃない?と感じたくらいです。

木戸大聖さんが、「わあ~、可愛い!」という表情をするんです。

それに対して海ちゃんもにっこり。

とても印象に残るシーンでした。ラブ

 

木戸大聖さん。

 

 

 

そして、そんなシーンの一つ一つに投稿された「X」の感想も紹介したいと思います。

 

 

 

👆同感でした。

 


👆これも、水季の過ごした時間を知らない人と、徐々に知って、海ちゃんとの関わりを

深めていく人との微妙な感情の差の吐露ですね。

 

 

👆津野君、(池松壮亮さん)の今までの描写では説明されていないけど、水季を

サポートしてくれたんだな、と想像できる演技にドラマのキーマンだと思いました。

 

 

会話劇が面白い、ということですが、そこに必要なことは十分に描かれているので

今季は最高のドラマだと思います。

 

個人的な評価ですが。真顔