2024/06/09 NHK BS 放送。
毎回楽しみにしている番組です。
日本の古民家を大事にして下さる姿勢と技術とセンスに圧倒され続けています。
ご夫妻の仲の良さも羨やましいばかりです。
このような周りを幸せにできる生き方には癒されます。
初めての録画の記事です。
カールさんが日本に移住して来るまでの説明があります。
彼は東ドイツ出身の方で、ベルリンの壁の崩壊前に脱出した経歴を持つ方です。
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今回で5回目の録画になります。
今年はコロラドからの留学生を迎えました。
東京から移住した古民家に住む方のお宅に
3か月留学して地元の高校に通っている彼、アッシャー君。
日本語は独学で勉強して来日。
竹所で地域の皆さんとの会話には殆ど困らない。
フルートが得意で高校ではブラスバンド部に入って活動した。
ホームステイ先のお母さんも移住して二年目、二回目のお花見に二人して参加。
兎に角この集落の人々は昔からの行事を大切にしていて、何かといえば、地元の人も、古民家移住した人も一緒になって楽しむ。
今年は、かまくら作りをして4畳ほどの広さの物を作り、中に大きな火鉢を持ち込み
味噌をつけた餅を火鉢の周りで炙るようにして焼いて食べた。
五平餅のようなものだと思った。
子供の頃からここで育った人たちと、古民家に魅せられて都会から移住した人たちが
上手く交流して暮らしている。
春になって双鶴庵には庭師さんがやってきました。
カールさんは言う、
「ヤマモトさんは日本庭園を造る庭師さんだから、勿体ないんです。
ここはワイルドガーデンだからね。」と。
ヤマモトさんは言う、
「ティーナさんとは好みが一緒なんですよ。(笑)」と。
20年経って、ティーナさんが苗木から植えた藤の花が咲きました。
今年はラッキーだとティーナさんは喜んでいた。
分かります、分かります、ティーナさん!
「我が家の紫陽花も20年目に沢山咲いてくれました。」
目下咲いてます。
愛おしいですよね。
カールさんが自腹で古民家を買い取って、再生した家があります。
住宅部分と、何か仕事をして住める素敵な家ができました。
住みたいという人を募集しているそうです。
古民家再生は一軒を一年程かけているが、まだ5軒も受けているそうです。
兎に角、受けていかないと、知らぬ間に壊されてしまうので、そちらも急がなくては
ならないのだそうです。
それにしても、日本の古民家の素晴らしさ、土と藁を混ぜて造ってある所謂土壁は廃棄しないでそのまま使いたいと言う。
暖房の機能があるそうで、そのまま使えるなんて昔の大工仕事の素晴らしさです。
天井を取っ払って骨組を見ると、全く傷んでいなので、そのまま使える、と再生しているんです。
「竹所」は奇跡の集落と言われています。
強さと美しさを兼ね備えた日本の古民家、それを蘇らせてくれるカールさん、
ありがとうございます。