2024/05/23付記事引用。
安定的な皇位継承に向けた衆参両院議長と各党代表者らの2回目の協議が23日、衆院議長公邸で開かれた。週1回ペースで協議を進める予定だったが、全会派出席の協議では論点が定まらず、衆参両院議長が個別に意見を聞くことになった。主張の隔たりが大きく、今国会会期末までのとりまとめは困難な状況だ。
6月23日の会期末までに「立法府の総意」のとりまとめをめざすとしていた額賀福志郎・衆院議長は、2回目協議後の記者会見で「タイトな日程の中で各党各会派と十分に意見交換し、その中で立法府の考え方を整理していく」と方針転換を表明。全体会議は当面中断するとした。
今回の協議では、政府の有識者会議が2021年の報告書で示した
①女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する
②旧宮家の男系男子が養子として皇族に復帰する――の2案のうち、
①案について議論する予定だった。
だが、前回協議で主張の隔たりが大きく、具体論には入れなかった。
「進行そのものへの疑義が出て、中身を詰めるには至らなかった」と語った。
共同通信の記事でも。👇
そして、森暢平氏の「X」からの記事、2024/05/26。
【森暢平氏】
『天皇家の恋愛』(中公新書、2022年3月刊)。リベラルな立場から皇室を評論してます。成城大学文芸学部教授。京大文学部卒。博士(文学)。毎日新聞で福島支局、皇室、警視庁担当。CNN日本語サイト編集長、琉球新報ワシントン駐在を経て現職。著書はほかに『天皇家の財布』(新潮新書)『近代皇室の社会史――側室・育児・恋愛』
5月23日、各党全体会議での協議が中断されたことで潮目は変わったように思います。
— 森暢平 (@mori_yohey) May 26, 2024
大きかったのは4月末に発表された共同通信の世論調査。世論が、旧宮家養子案を支持しておらず、女系女性天皇を容認していることが明らかになりました。タイムリーで、重要な調査でした。https://t.co/jVIWqLfE5v
ここに森暢平氏の「X」を貼ります。
👇こんな感じの方です。
谷田川さんの言説には問題が多いのですが、江戸時代、伏見宮家が皇位継承の可能性があったという指摘は間違いです。https://t.co/OE66kH3Thf
— 森暢平 (@mori_yohey) May 20, 2024
9割が女性天皇支持。それを無視する自民党ほか政治家たち。https://t.co/HjIjOJXo5J
— 森暢平 (@mori_yohey) April 28, 2024
これらを確認すると「全体会議」は当面中断ですね!