少し時間は経ってしまったけれど、岸恵子さん出演の「ごごナマ」について。

2019/05/29(水)の録画です。

 

私は以前から自立した生き方をしている彼女に関心があったので、予定していなかったけれど、

TVに映しだされた番組に出会ってすぐに録画した。

間に合ったという時間でした。

話題は上記内容。

年齢を知ると(失礼ながら、86歳だとのこと)嘘だと思える程いつも美しく凛とされている。

出版された著書。写真は縁の深いジャン・コクトーの壁画。

 

内容は以下の「おしゃべり日和」のコーナーにて詳細に語られている。

https://tvtopic.goo.ne.jp/program/nhk/72252/1266703/?from=ocntop

 

以下引用

今日のタイトルは「人生は見栄と上等のはったり」。項目は「孤独はファンタスティック」「エレガントとは正反対!?せっかち伝説」ほか。岸惠子の女優としての最近の仕事は著書

「終わりなき恋」の朗読劇「岸惠子 ひとり語り輝ける夕暮れ」。70代目前の女性と12歳下の男性の鮮烈な物語で、大好評である。岸惠子はこれまでに3本しか舞台に立ったことがなく、今回も緊張で足が震えたという。朗読劇はリピーターが多く、恥ずかしいと思いつつドラマティックな場面ばかりを演じた。

上記引用

 

この「終わりなき恋」というのは理屈の「理」を書くのだが、「理屈で割り切れない」とか「どうしようもない」とかいう意味らしい。

そして「孤独という道づれ」についても、

「人間は生まれた時も死ぬ時も一人。常に一人。だから一人を取り込んじゃえばいい」などと語った。

 

私は「30年の物語」や「巴里の空はあかね雲」などを読んでいたので、彼女の語ること、行動すること、

”上等の見栄とはったり”などと言う内容にはしっかりと頷いて聞いていた。

 

戦争で横浜の街が焼かれた時、「大人は信じない」と、きっぱりと思ったこと。

フランスに渡って、イブ・シャンピ邸に集まる知的な人達の中で学んだこと、彼がアフリカとか広い世界に連れて行ってくれたこと。

「見たことのない世界は知ることができないが、見てしまったことは後戻りできない」と語ったこと。

 

ドジだとも言っているが、広く行動すればするほど、トラブルだって起こり易いのは事実だ。

そんな中でも、彼女は行動していた。

 

今では19歳になるお孫さんの青年のことも嬉しそうに語り、娘の麻衣子さんともう一人のお孫さんとの写真も公開されていたけれど、私は麻衣子さんの強さにも思いを寄せていた。

 

母親が日本とフランスを行き来する生活が長かったにも拘わらず、独りで留守番というか、生活できる子供さんであったということ。

その日本への行き来によって、ご主人は寂しさを抑えきれなくて、それが原因の一部で離婚に至った(現地の女性が隙間に入り込んだ)ことなど、読んでいた。

 

だから、彼女の背景は悠然としたものだったわけではなく、映画監督夫人としても、一生懸命生きたことも知った上での、今の彼女の生き方を見ていた。

 

まあ、こうしてTVの出演や本を書く時に、彼女のビジネスとして、それを支えるスタッフという組織はあっての彼女があることも想像に難くないし、一般庶民の私からみれば、そこはプロの厳しさもあって、その中でのいろんな努力や、人間関係など想像もつかない位の規模のもの

だとも思う。


今まで経験してきたことで書きたいことがまだまだあるので、それも書きたいと、文章を書く人らしく、豊富な語彙の中から言葉を選んで、ゆっくりと優雅に話す。

「あれ、何だっけ?え~っと、言葉が出てこない。」

なんてことは殆どなく、

「間違っているかもしれないけど、こういうこと」

と説明を加えて話す様子は、いつも脳を使っていて、話したいこと、書きたいことが溢れてくるのだということを証明してくれているようで、本当に若々しい。(ではなくて”若い”のだと仰ってます。)

 

そんな、若い、86歳の女性の前向きな生き方、そしてその姿には尊敬しかない。

人間って年齢ではないんですね。

生き方のお手本のような憧れの女性です。

 

「パリのデザイナーなんて役だけは、絶対にやりません。」

の一言が彼女の生き方を貫いていて、印象に残りました。

 

 

 

 

 

 

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