ビジネスとコミュニケーション
「ピンポーン。」
と家のブザーが鳴りました。夜の九時にもなろうか、という時。
母親がモニターを見て、「あっ昼間の。」と言うから聞いてみたら、昼間も来たらしい。今家族がいないからわからない、言ったらではまた夜分に来てみます、と言って母の答えも聞かずに帰っていったとのこと。
モニターには作業服のようなジャケットを着た若い女性が写っており、夕食の箸を止めてとりあえず出てみた。
「あっ、夜分遅くに申し訳ありません、昼にも来させて頂いたんですけど、KDDIのうんたらかんたら・・・」と話は始まり、
最初の時点でえー、とは思ってたんだけど、とりあえずどういうことなのかわかるまでは話を聞こうと思い、おとなしく聞いていたらどうやらインターネットの光回線の営業ということがわかりました。
「すみませんウチ、別の入ってるんで。」
と言ったら、
「あっ、NTTさんですよね?この辺りはそうですよね。でもKDDIうんたらかんたら・・・」
とまた一方的に話し始め、いや、とかちょっととか言ってもこちらの話にもかぶせてくるし、だんだんしんどくなってきたので、
「すみません、申し訳ないですけど失礼しまーす。」
とインターホンの受話器を置いてしまいました。
インターホン切るときもずっと彼女は喋り続けていました。
朝から夜遅くまで契約とるために働いていらっしゃるのはホントに頭が下がりますが、
もう少し客観的になれないかと。
アポなし、一方的な話で、簡単に契約しようと思いますか?
その情報が必要なのかそうでないのか人間の脳が判断するのって数秒だと思うし。
今回もワタシが最初に「えー」と思ってから数秒だったと思います。
何が決め手なんでしょう。
鍵を握るのは商品のクオリティなのか、タイミングなのか、伝える人のパーソナリティなのか、声なのかモチベーションなのか。
色んな理由が相まってると思うんだけど、
今日この出来事で感じたのは、
「相手に負担をかけない(負担と思わせない)トーク」
「必死さが伝わると、購買意欲が下がる」
の2点です。
知らない人の話を聞くのって、結構しんどいんです。
営業がうまかったり仕事ができる人ってゴリ押しがない。
こちら側にちゃんと気を配れる。
ってことは、コミュニケーションの上手な人は、自ずと仕事もよくできるってことか。
必死にやってる感もあまりないし。
もちろん仕事もバリバリやるんだけど、プライベートもちゃんと楽しんでる。
そんなイメージ。
どうやらワタシもそんなイメージからは程遠い(笑)けど、
せめて人とのコミュニケーションはハズレがないように、
そこはきっちりがんばろう、と思いましたよ。

