■ガールズ バンド クライ
[令和6年5月17日(金)]
たまにめちゃめちゃ面白い作品に出くわすことがあるので、テレビはドラマもアニメも初回からとりあえず録画しています。
今クールは、とっても興味深いアニメ作品に出会いました。
「ガールズバンドクライ」、世間では結構な話題になっているようですが、いわゆるバンドもののアニメです。
3DのフルCGで描かれる映像は、見慣れていないせいか、おじさん世代には違和感だらけで、滑らかな動きや鮮明さなどで、正直観ていると目眩を覚えるほど、気持ち悪くなってきます😵😵😵
ただ、メインキャラの声優を務めるキャストは声優さんではなく、バンドメンバーとしてのオーディションをくぐり抜けてきた筋金入りのミュージシャンの方々なので、とにかく演奏が素晴らしい。
加えて、ちょっとボカロっぽい感じはしますが、楽曲にもかなりハマってます。
バンドもののアニメには興味があって、これまでも「けいおん!」や「BanG Dream!(バンドリ!)シリーズ」の新作が放送される度に、初回からチェックしていましたが、どれも物語自体がどうにもつまらなくて、いつも途中でリタイア、最終回まで観た作品は1つもありません😅
唯一完走したのは、リアルバンド《Λucifer(リュシフェル)》を生んだ「KAIKANフレーズ」くらいですね・・・って、何年前の話だ。
「ガールズバンドクライ」の第1話を見終わる頃には、3DフルCGの映像にもだいぶ慣れてきて、最後の突発的な路上ライブシーンでは、もう胸熱😭
制作者の意図にまんまとハマってしまいました。
第2話、第3話と回を重ねるごとに、次から次へと繰り出される新曲(既にシングルとして実際にリリースはされていますが)の数々、そしてライブシーンがまたすごい。
キャラクターの顔以外は、「これ、実写なのでは?」と勘違いしてしまうほどものすごくリアルな映像に驚愕。
この作品、もう一つ面白いのが、駅やお店等を含め実在する街並みがそのまま登場すること。
主に川崎と矢向周辺が舞台となっているようで、インディーズのシンガーソングライターさんがよく路上ライブをされている川崎駅地下街のアゼリア周辺、矢向駅や矢向に実在する矢向湯という銭湯、牛丼の吉野家(矢向駅か川崎駅近辺に実際にある店舗でしょうね)、そしてイベント等開催されているラゾーナ川崎と、島村楽器ラゾーナ川崎店さん等々。
知っているお店や施設があちこちに出てくるのがまた、親近感がわいてとても楽しい。
感情が昂ると、主人公の体中からトゲトゲが出てくる(心情をイメージ描写しているものだと思われますが)のが唯一気にはなりますが、本作は完走間違いなし。
既に、シングル5枚、アルバム1枚をリリースされていて、今後も続々とシングルリリース予定の本作連動リアルバンド《トゲナシトゲアリ》、こちらも目が離せません。
▲視界の隅 朽ちる音
▲第1話「東京ワッショイ」