奥様運び | 嵐にまみれて ~嵐妄想小説~

嵐にまみれて ~嵐妄想小説~

にのあい 磁石 末ズ 大宮 LOVE♡
いつでもニノちゃんが主役♡
BL妄想小説にご理解ある方のみご覧下さい。 

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嵐妄想びーえるです
大阪出発前にベースだけ書いといて
後は見た後加筆修正
遅ればせながらBD企画です
にのちゃんHappyBirthday34











メンバーからは 
今日の12時を回った途端
お祝いメールが届いていた
 
2番がリーダー 3番翔ちゃん 
4番コンマ5秒遅れで潤くん
 
そして一番はこの人 
俺の相葉さん 
目の前で玉のような汗を拭っている 
抱っこを嫌がっって
寝転がってた俺のせいだけどね 

そんなねぇ 
普段の俺等を人前で
晒せますかってぇーの
 
日付が変わったとき
俺はこの人の腕の中にいたし 
この人は俺の中にいたのに
律儀にメールまでくれてた
んふふ 


 
ワクワク初日終了
お疲れーっ
お疲れっしたぁー
みんなでワイワイ楽屋に戻る
 
「HappyBirthdayって書かれた
チョコのとこはニノのだよ」
 
切れ分けてくれたお皿にJが
デカいホワイトチョコを載せてくれた
 
「ありがと でも俺
そんなに食えないよ」

「じゃぁ俺が食う」
 
相葉さんの手が横から延びて
パキンと割ったチョコの欠片等を俺に 
大半は自分の皿に載せた
 
「二宮くん おめでとーございます」
 
次々と綺麗にラッピングされた
プレゼントを渡される
 
「僕ママと一緒に焼いたクッキーです」
 
「おぉ ありがとう」
 
「俺は 酒です。
白ワインで美味いのがあったから
二宮くんにも是非飲んで貰いたくて」
 
「嬉しいよ ありがとな」
 
「はい 俺からは下着です 
セクシーなの選んどきました」
 
「わははは なんだこれ?
紐じゃねーか 
普通でいいんだよ  でもサンキュな」
 
「俺はボディーシャンプーのセットです
二宮くんのもち肌に敬意を込めて」
 
「込めんな込めんな
気持ち悪いわ 
んふふふ ありがと」
 
「俺は みんなのプレゼント聞いて
これしかないなって 
はい フード付きバスローブ
可愛いでしょぉ?」
 
俺は 包みを開けてみてビビった
フード側頭部に
愛らしい羊の耳がついていた…
 
「これ おまえなら可愛いだろうけど
俺もう34のおっさんだぞ 
勘弁してくれ」
 
「へっ?
二宮くんなら絶対似合います」
 
メンバーも家の嫁なら似合うと
ゲラゲラ笑ってる 

スタッフも後輩もみんなが
俺の方向いて笑ってる
 
横の相葉さんを見ると
しわくちゃの笑顔で頷いてくれた

「///ありがと 
大事に着させて貰う///」
 
「はい!約束ですよ」
 
次の仕事がある奴はそこで捌けて 
残りのメンバーで
初日の反省点と改善点の確認
小一時間で散会になった
 
部屋に戻って
貰ったボディーシャンプーを
早速使ってみた 
爽やかなミントの香り 

いい匂い…

張っていた気が抜けていく

 
リーダーの部屋に行くと
みんなもう適当に飲み始めていた
 
「くそーっ 俺ちゃんと
練習したのに!!」
 
「いいよいいよ 
松潤が音外したから
お客さん盛り上がったじゃん」

「そうそう結果オーライ」
 
「そうだよ 俺が主役なのに
視線全部Jが持ってった」
 
「すまん」
照れくさそうに潤くんが笑う

「んふふふ 
あん時Jの心拍数計ってたら
だいぶ高かったんじゃない?」
 
「面白かったね 
ピーって変な音出て」
大野さんがのんびり呟く 

用意して貰った軽食を摘まんだり 
ビールだったり 
ワインだったり

銘々勝手に飲み食いする
 
メンバーだけでまったり寛ぐ
この時間が好きだ 

楽しそうなメンバーの
顔をボンヤリ見てた
もうすぐ日付が変わる
言わないけど 
いい誕生日だったな

 
「あ、あ、 
もう日付が変わっちゃう!」
 
相葉さんが慌てだした
「何?どーしたの?」
 
「ごめんみんな 
俺等部屋に戻るから お休み!」


「はいはい お休み~」

「明日もあるんだから程々にな」

「にーさんあからさま!」

「///おやすみ~」

見ろ 兄弟以上の弟が
赤面してんじゃねーか
 
相葉さんに手を引かれ
部屋とは反対方向の
エレベータに
引っ張って行かれた

「何々 何処行くの?」

「いいから付いてきて」
 
引っぱって行かれた
最上階の部屋の燈は
消されていた
ガラス張りの部屋の向こう 
大阪の街灯りが綺麗だ
 
サスペションライトを落とした
テーブルの上には
黄色い薔薇が活けてある
数えてないけど賭けてもいい
あれ34本だぞ
 
冷やされたシャンパンの横には
マンションの鍵がらしきものが
置いてある
 
「何これ?」
 
「誕生日プレゼント」
 
「…うん」
 
「お前家が欲しいって言ってたろ」
 
「…だから?」
 
「二人の家の鍵 お誕生日オメデト」
 
「…うん」

「あれ嬉しくなかった?」

バカ!
お前は大馬鹿だろ」
 
「なんでだよ!? 
喜んでくれると思ったのに」
 
「お前ドラマの撮影と
レギュラーと 
どんだけ忙しかったんだよ!
 
なのに 家探しまでしやがって
倒れたらどーすんだ!」
何でもかんでも頑張り過ぎな
俺の相葉さん
 
「倒れねーよ 素直に喜べ」
 
「この大バカ!ほら
 
俺はふて腐れぎみに 
相葉さんに向かって手を伸ばす
 
「何?」
 
「俺は嫁なんだろ?
人前なんかで
見せてやるもんかって
嫌がったけど 
今ならさせてやるよ
お姫様抱っこ 

ほら俺をベッドに連れてけ」
 
相葉さんが破顔して
抱き上げてくれる

「俺の嫁は素直じゃねーな」
 
「雅紀 ありがと…」
耳元で囁いて甘噛む

お姫様抱っこのままキス

甘い雰囲気のまま聞いてみた
「で、家。幾らだった?」
 
「まったくお前はぁ!」
 
ベッドに放り投げられ 
あっさり剝かれて
思いっきり啼かされた