とうとう梅雨入りし、古傷が痛む季節となった昨日。


むちうち症というのは、なってみないと解らない。
以前、自動車運転中に後ろから追突され、その時の痛みが今だに首にある。
もう10年近く経つ。

特に梅雨時は酷い。
麻雀を打っていて時計を見ようと首を左に捻ろうものなら、左に向けた首が真っ正面に戻って来なくなる事があるのだ。
冗談でも大げさでもなく、しかも痛みと首回りの発熱があり、最悪の時期を過ごすことになる。

こんな状態でも当時、相手保険会社は、自賠査調査事務所が『回復の見込みあり』と判断したので後遺傷害保険金を支払えない、と回答してきた。
どういう見込みだったのか、もしくは、そもそも本当に調査事務所に書類を送ったのか、確かめたいと思える程の悩みの種である。


さて、昨日は久しぶりに四麻。
某フリー雀荘。
全く知らない店、というワケでもないが、かなり久しぶりに顔を出した店。
以前は仕事の都合で帰りにちょくちょく寄らせて頂いたが、恐らく私の事を覚えている方はもういまい。


『あー!!!◯◯さん!!ものすごくお久しぶりっす!!』


当時よく朝まで同卓したメンバーさんである。
予想に反し、いきなりこんな感じで迎えられるとビックリしてしまう。
・・と同時に少し嬉しい(笑)
早速、メンバーさん2人とお待ちの方(恐らく30代)と卓を立てる事に。


久しぶりの四麻。その手や如何に?


開局 西家 ドラ四


一五九①①②⑧19南西北白 ツモ中


中をツモる前から9種10牌のところ、いきなり10種11牌である(笑)
9種9牌で流せるルールはあるものの、ここは当然国士狙い。
まずは五をガリで・・と、東天紅のクセで右に抜こうとしてしまった(笑)
習慣というのは恐ろしい。
メンバーさんに『どうしたんですか?』と聞かれたので、東天紅の話をした。
メッチャ面白いですよー!と熱く語ってみたがが、あまり興味を持たれなかった様だ(笑)


まぁ、そんなこんなで私の手から打ち出される中張牌の嵐は、5巡目あたりで何をやってるのか意味不明になってしまった。
とにかく引けども引けども、ヤオチュウ牌を引けず、川に並んだ私の捨て牌は


五六54七赤五六3


普通に打った方が早そうだ(笑)


11巡目には、親に6000の3枚通しをツモられ、前途多難な幕開けである。


ところが東3局、親となった私にチャンスが回ってきた。


東3局 東家 ドラ三 5巡目


二三四五六七②③④2224赤5


さぁ、勝負どころ。
打2で即リーチ。


『リーチが入りました!がーしょ!』
『がんばっくっさいー!』


思わずニコッとしてしまった(笑)


まぁ、毎回声がけするメンバーさんも大変だ。
しかし、『がーしょ!』に『がんばっくっさいー!』は愛嬌があって実に面白い(笑)


私は『がーす!』と言ってツモ山に手を伸ばし、一発目に6をツモった。
裏を乗せて8000の3枚通し。
間髪入れず


『あまりがんばらないっくっさい!(笑)』


メンバーさんに諭された(笑)