先日、麻雀界の最重鎮、Mr.麻雀こと小島武夫先生が亡くなられた。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


私にとっては受け入れがたい現実で、今でも信じられない。
明日にでもまた牌を握ってガハハと笑う楽しそうな姿を再び見せてくれるのではないか?と今でも感じてしまう。


ちなみに私の名前『Mr.小麻雀』は、もちろん本家の小島さんから勝手に拝借したもの。
世間の方々やご本人がどう思われてるか解らないので恐縮ですが、私が感じていた小島先生への印象は


『麻雀』を心底愛している方


である。


麻雀に対してストイックに取り組む方
麻雀を科学した方
何が有利で何が不利かを研究し続ける方
流れを研究し続ける方
ひたすら『勝ち』に拘る方
酒飲んでコミュニケーション取りながら楽しむ方


様々いらっしゃる中で、皆様も当然好きだから麻雀に触れているのだと思う。
しかし、『麻雀』というものを心底愛されたという意味では、恐らく小島先生の上を行く方はいないと思う。
打ち方がとか、考え方がとか、そんな細かい事ではない。
もちろん、それは大事だし、否定するつもりは毛頭ない。
むしろ、私は私なりに麻雀を捉え、独自に考えて最善打を打っているのだから、正解不正解は別にしても方向性は研究者に近いかもしれない。
ただ、『愛する』という意味で小島先生に少しでも近づきたいと思い、私はこの名前を拝借させて頂いた。


麻雀の話ではないが、私はこんな歌が好きだ。


この世をば
どりゃお暇に
線香の
煙とともに
灰左様なら


弥次さん喜多さんでお馴染みの、十返舎一九の辞世の句である。


楽しくて
面白くて
滑稽で


でも最後に寂が効いてて、日本人の美意識を感じさせられる魅力がある。


まさに、小島先生のごとし。


この世をお暇されたMr.麻雀。


はいさようなら。先生。