涼しすぎる週末に、夏らしさを感じなかった本日の打荘数=4。

突然だが、30代も佳境に差し掛かり、あと4ヵ月で40代となる私。
本日の行動のせいか?この40年間、何をしてきたのだろう?と、ふと思い返してしまった。

色んな方と巡り合い、支えてくれた方、離れて行った方、喧嘩した方、傷つけてしまった方、何かと人絡みで思い出していた。
あの時、ああしていれば、こうしていれば、というのも今となっては良き思い出である。

しかし、何と言っても30代のこの10年間は、とてつもなく早かった。
がむしゃらに働き、アホみたいに遊び、毎日が充実しすぎていたせいであろうか?
頭に浮かぶのは麻雀ばかりである(笑)。
きっと、打ちすぎなのだろう。
恐らく、50代になった時、30代を思い返すと、麻雀以外は何の思い出もない、となっているかもしれない(笑)。


さて、本日は雀荘メンバーさんと連れ打ちである。
昨日、ブログは書かなかったが、『0.5ホーム』にて少しだけ打った。
そこで同卓し、知り合った某雀荘メンバーさん(22歳)に妙に気に入られてしまったらしく、この方と、この雀荘メンバーさん(29歳)と、終了後に3人でメシを食いに行った。
様々な会話をし、楽しく時間を過ごしたが、急に彼が働く雀荘に遊びに行く事になったのである。

正直言って、レート=0.3-祝儀50円と聞いて、えっ?・・と思った。
レートの高低は、私にとっては何の問題もない。
以前にも書いたが、お金を儲ける為に麻雀を打っているワケではない。
しかし、0.3というレート、私が大学生の頃に良く打ちに行った雀荘が最後で、もう20年近く経っている。
当時、5000円札を握り締めて、勝った負けたと一喜一憂していたが、当時の私の麻雀の実力を思い出すと、正直勉強不足も良いところである。
もしかしたら、そういうお客さんも多いのではなかろうか?
まぁどうせ暇だし、ホームのメンバーさんも行くからと、付き合う事にした。


お店に到着すると、店内はかなり綺麗で、若い女性もいる。
お客さんは想定通り、学生さんと思われる若い方ばかりで、私の様なオッサン(笑)は容易に見当たらない。
昨日のメンバーさんに出迎えて頂き、一通りルール説明を受け、早速待っているお客さんとそのメンバーさん1入りで新しく卓を立てた。

ゲーム代200円・東南戦・祝儀50円だが、オールスターなら1枚100円の300円。
しかし、とにかく驚いたのは、この破格のゲーム代で、アルティマを使用しているところである。
相当の稼動率・相当の回転率が無いと、このお店は利益が出ないのではなかろうか?
24時間完全フル稼働・半荘40分計算でも、時速1350円・丸1日で約3万円である。
店員さんの給料・お店の賃料・アルティマのリース代を考えると、この経費だけでもギリギリの経営ではなかろうか。
もちろん、空き卓はただの経費であるし、24時間フル稼働する程、人が集まるのだろうか?

などと、お店の台所事情を気にしてしまうのも、半分は職業病である(笑)。


東家-このお店のメンバーさん
南家-待っていたお客さん
西家-私
北家-ホームのメンバーさん

この座順で始まった東1局。
南家のお客さんは、まだ打ち慣れていない様子の手つき。
話を聞くと、まだ大学生で、ネットやセットは多少経験があるものの、フリーは2度目の初心者である。
山を前に出したり、嶺上牌を降ろす作業に気が回らない程、手牌に夢中である。

東1局・ドラ⑧の10巡目。

五六六七③③⑤⑥⑦⑧456
ツモ⑧

テンパイである。
巡目も深く、ダマでもあがれる形なので、打六ダマとした。
次巡、最高のツモ④。

五六七③③⑤⑥⑦⑧⑧456
ツモ④

当然打③とする・・のだが、リーチを打とうか迷っていた。
巡目が深い事・祝儀比率が低い上、手に赤が無い事・既に②が2牌、⑤が1牌河に打たれている事を考えると、ここは確実性を重視してダマの方が良いのではなかろうか?
結局、打③ダマとしてしまった。

すると、次のツモ巡が回って来る前に、南家が⑧をツモ切り。

『ロン!』

上家は、ドラをうっかり忘れていたらしく、ロンと言われた瞬間『あっ!』と気付いた様である。


私は、半荘4回目で休憩させて頂く事にした。
待ち客が来た事もあり、たまにはメンバーさんの後ろで見学するのも良いかと思い、許可を頂いて見学させて頂く事にした。
新しく来たお客さんもまた、おぼつかない手つきで麻雀を打っている。
そんな姿を見て、私も大学生の頃はこんな感じだったんだろうなぁと懐かしく感じた。


20年後、彼らは私の様な廃人(笑)になってしまうのだろうか?
と、他人の心配をしながら、のんびり昔を思い出していた。