昨日の傷が癒えぬまま(笑)、本日の打荘数=24。

調子が悪いときは、とにかく数打ってショック療法が一番の私(笑)。
いつもの『ホーム』に到着すると、フリー2卓のうち1卓にメンバーさんが1人。
もう1卓は、全員かなりの強者であるが、とにかく素早い。
私の後に新規の方が来店されたので、待たせてその卓でペコられるより、今メンバーさんが入っているチョイ遅卓の方がやりやすいだろうと思い、先に入って頂いた。

・・というのは口実で(笑)、私が単にそのハイスピード卓で打ちたかったのである。


半荘2回待ちで1人ラス半の頃合いなので、近麻を読んでいると、若くてかなり可愛い女性が入ってきた。
まだ20代半ばくらいであろうか?
フリーで打った経験はありますとの事で、結局お目当ての卓には入れず、メンバーさん2人と新しい卓を立てる事に。

さて、昨日の最後は上り調子であったが、本日最初は如何に?
と、アルティマからセットされた配牌を開けると、何と、9種11牌(笑)。
このお店は途中流局ありなので、流す事も当然可能なのだが、この新規の女性がいきなり親なので、とりあえず国士無双に向かいながら様子を見る事にした。

数えた事がある人がいるかどうか不明だが、私は過去、2局に渡って29回連続でヤオチュウ牌をツモった事がある(笑)。
最初の1局は12巡目でアガられて終了したものの、次の局で、鳴かれない様にヤオチュウ牌を回しつつも、ほぼ全ツモ切りのみで流し満貫を成功させた(笑)。
しかも、流し満貫成立時、手の中にはまだ6牌もヤオチュウ牌が残っていたという、ある意味伝説の様な出来事である(笑)。
そんな、ヤオチュウ牌にとことん好かれる事がある私なのに、こんな配牌の時に限って第一ツモが赤⑤だったりすると、いきなりガッカリである。
しかも、お店では、私=赤大好き人間 として知られている為、こんな赤を1打目からブン投げれば、いきなり大警戒されてしまう。

仕方なく、第一打目は、目立たない様に対子になっている⑨から打ち始めた。
すると2巡目、今度は黒⑤をツモ(汗)。
しまった・・赤を残すのは良いとして、七対子の可能性も考えて、まずは、やはり孤立した中張牌=七を打つべきだった・・
この辺が思慮の足りなさである。
調子が良い時は、恐らく迷わず七を打っていたであろう第一打目も、雑になるとそういった細かいケアが足りなくなる。
これでは負けて当然である。

この半荘は、様子見ながらの小アガリを連発したものの、トップ者に大トップを取られ、結局沈みの2着となった。
トップを取ったのは、新規の女性である。
牌さばきや打ち方を見る限り、どこかのお店でメンバーさんをやっているのではないだろうか?
もしくは、プロの卵か。
いずれにせよ、とりあえず麻雀に関しては変な気を遣う必要はなさそうである。

2半荘目。
またもや新規で現れた若い男性が同卓となった。
・・と思いきや、どうやらこの女性の連れらしい。
先に女性が来店し、後から遅れて男性が入り、2半荘目から同卓で打つ事になった。

この男性も、かなりの牌さばきで、手も早い。
やはり普段から麻雀を相当打っている感じである。
なかなか面白くなってきたこの半荘は、オーラス全員が満貫圏内にいる大接戦の中、最後に1300-2600をツモり、私が勝たせて頂いた。

3半荘目、ようやく慣れてきた様子の2人と、私とメンバーさんで、会話もはずみながらのスタートとなった。

実はこの2人、夫婦であった(驚)。
以前、私も行った事のある雀荘で働いていたらしく、そこで知り合って結婚したらしい。
私は正直覚えていなかったのだが、男性の方は、私が何度かお店に遊びに行ってたのを覚えていた。
そんな話をしていると、下家のメンバーさんが、

「○○さん(私)、結構浮気してるんですね。寂しいなぁ・・」

と、本当に寂しそうに言った(笑)。

ってオイ!私がアブノーマルな人間に思われるかもしれないじゃないか!(笑)
そういう言い方はヤメなさい(笑)。

「解りました。じゃあリーチです!」

今までの会話とどんな因果関係があるのか全く解らないが、そのリーチを一発でツモられ、8000-2000円通し(笑)。
浮気してすみませんでしたと平に謝り(笑)、点棒と祝儀を丁寧に渡した。

そのオーラス。
またもや全員が満貫圏内である。
私は3着で、トップまで3900が必要な状況。
上家の若い男性はラスで、満貫条件。
対面の女性は2着でアガリトップ・下家のメンバーさんがトップである。

上家の男性は、どうやら萬子の染め手に向かっている様子。
トップ目の親番=メンバーさんは、早々に役牌の東を仕掛けており、対面の女性も手が進んでいる様である。

上家のおかげで、場に筒子がとても安く、全員が煮詰まってきた9巡目・ドラ九の私の手牌。

二二④⑤⑤⑥⑥⑦4赤568西

3900なら、タンピン赤で十分なので、西をとっとと手放し、さらに手広いくっつきテンパイチャンスに取りたかったが、なかなか都合の良い牌をツモれない。
そんな中、次巡、対面の女性が打7でリーチを打ってきた。
この状況でリーチとなれば、役ナシである事は間違いなさそうである。
上家は萬子染めだし、となれば、萬子のこぼれ待ちか、索子か・・

リーチ後の私の第一ツモは、⑧であった。
とりあえず打西としたが、早いところ追い付きたい。
何とか・・と思っているうちに、上家が場に3枚目の7をツモ切った。
リーチ棒+2000点出アガリでは2着止まりであるが、ツモればトップとなれる。
門前テンパイなら、ほぼ出アガリ無条件の手にはなるが、ここで7を見逃して間に合うだろうか?
そんな事を一瞬で考え、私はとっさに「チー」と発生した。

二二④⑤⑤⑥⑥⑦⑧4赤5チー768

ここで、反射的に⑧に手をかけようとしたが、一瞬考えて打⑤とした。
どちらも安全牌ではあるので通る事は通る。
普段ならノータイムで打⑤であるが・・
理由は、場が色で偏った際、場に安い色の赤が打たれる事がある。
それがもし、上家だった場合

打⑧→④⑤⑤⑥⑥⑦

この形では、打たれた赤を捕まえる事が出来ないが

打⑤→④⑤⑥⑥⑦⑧

こうしておけば、チー赤⑤④⑥で鳴いた上、打⑧で喰い替え規定に引っ掛からずに捕まえる事が出来る。
もちろん、そんな偶然な赤に期待しない、ツモあがりに行くのを前提としているが、万一の上家からの打赤⑤を捕まえられる様にしておいて損はない。
そうなれば、どこからの出アガリでも可能な、スピード争いに参加出来るのである。

次巡、思惑通りに上家が赤⑤をツモ切った。
当然チーをし、打⑧。

さらに次巡、上家から出た3でアガり、トップとなった。


最初にほんの少しのミスに気付けた事で、ようやく少し繊細さを取り戻す事が出来、2連勝である。

この夫婦とは計8回打ったが、かなりの接戦で場代分程度の浮きとなった。


その後、最初に入るハズであった卓で打ち、またまた振るわずの15000円負けとなった。
しかし、復調の兆しは見えてきた。