朝日が眩しく、本日も良い天気となりそうな、昨晩から朝までの打荘数=32。

一昨日~昨日朝にかけて、いつものホームで徹夜であった為、昨日は帰宅してゆっくり睡眠をとるつもりであった。
しかし、花金(笑)ともなれば、私の様な麻雀基地外がただ放り出されるワケがない(笑)。
先日、ブログでも書いた、違法サンマ店を私に紹介した知り合いから、サンマでどうしても1人メンツが足りないので、頼む!と連絡が入った。
徹夜明けの上、仕事を終えて帰る途中だから、今日は勘弁してくれと頼んだが、どうしてもとせがまれてしまい、仕方なく付き合う事にした。

3万点持ち・ピンの沈みウマ3000円で、ツモリ損ルールの代わりに、赤8枚・一発・裏→祝儀=500円。
そんなに高くない様に感じるかもしれないが、このレートで負けが込むと、一晩で諭吉さん20人くらい外出してしまう事もある。
眠い上、イヤイヤ付き合うのに、万が一にも20人のゆきっつぁん(笑)とサヨナラする事態となれば、さすがの私も立ち直れない。
なので、財布に5万円だけ入れて、「これが無くなったらすぐには払えないから終わりにしてね」と言い、早く帰る布石を打った(笑)。
ところが・・

ここ最近の好調ぶりは何なのだろうか?
いきなり初っぱなの親番で

九九九①①①⑤⑤⑦⑧⑨33

ツモ⑤ ドラ3 裏ドラ九 ※⑤5は全て赤

12000-3000円通しをツモり、次局、上家から24000を直撃し、アッという間に半荘終了。
マルAトップと祝儀で1万円超の収入となった。
たったの2局である。


余談ではあるが、私や私の友人達がセット時によく利用している(と言っても私だけでも月1回程度だが)都内某区のこの雀荘、老夫婦が2人で経営しており、いつ行っても無人である。
飲み物は、熱いお茶以外は全て有料で、貸し卓代も決して安い部類ではないし、点棒表示も壊れたままの古い卓。
お店自体をこの老夫婦が所有しているので、賃料が無いから続けていられるのだろうけど、そうでなかったらとっくに潰れている。
にもかかわらず、私たちがよく利用する理由がある。

まず、このお店で注文する蕎麦屋のカツ丼が絶品なのである(笑)。
一人前800円と、高くも安くもない値段であるが、とにかく味付け・お肉の食感・お米自体の味が最高で、お腹が空いている時には2杯くらいペロリと食べれてしまう。
どうやったらあんなに美味しいカツ丼になるのか教えて欲しいと本気で思ってしまう。

そして、やはりこの老夫婦。
人生の大大大先輩にこんな事を言っては大変失礼だが、とてもお茶目で可愛いのだ。
このお店界隈の、戦後の動乱時期の話を面白おかしく聞かせてくれたり、あまりに暇な普段の楽しみ方を教えて頂いたり、とても愛敬があって素晴らしい。
是非、元気に長生きなさって頂き、いつまでも私たちを楽しくさせる気分で迎えて欲しいと切に願っている。


時刻は深夜0時。
いい加減眠くなってしまった。
私も、老夫婦も(笑)。
冷たいおしぼりで目をこすりながらの対局で、もう集中力は散漫である。
私も老夫婦も、そろそろお開きに・・と言いたいところだが、私があまりに好調過ぎ、私の口から終了宣言は出来ない状況になってしまった。

老夫婦は、まだ続ける事を知ると、「ではすみません、先に休みますので、何かあったら自宅に電話して下さい」と言って帰ってしまった。
普通のお店では絶対に有り得ない事(笑)だが、このお店では私たちの場合は有りなのだ(笑)。
しかし、こうなってしまうと、老夫婦が目覚めて再び戻る朝7時まで、打ち続けなければならない。
場代精算も、カツ丼代の支払いも、お店の戸締まりも出来ないからだ。
私としては仕方なく、翌朝、老夫婦が戻るまでの条件で付き合う事にした。


いつのまにか、窓から明るい日差しが入り込み始めた頃、老夫婦が「おはよう」と帰ってきた。
終わってみると、好調だった私の勝ち分も、3人分の場代とカツ丼代を支払ってチャラ、1人は何も支払わずにチャラ、1人だけ負けという、とても平らな状態であった。

一番儲かったのは、もちろん、老夫婦である(笑)。
本当にいつまでもお元気で・・


と締め括りたいところであるが、私は2連徹(笑)。
本日も朝から仕事で、今日こそ終わったらゆっくり休もうと手帳を開いたところ、今夜もセットの予約があるのをすっかり忘れていたのである(笑)。

明日の朝日は無事拝めるだろうか?