本日は雀休日。
本来、いつもの様に打ちに行く予定ではあったが、何と、暴風で事務所のガラス窓にヒビが入ってしまった。
事務所内には大事な情報がある為、施錠をした書棚に入れているとは言え、そのままでは少々心配である。
慌ててガラスの応急処置をし、万一盗まれては困る書類(個人情報など)を全て自宅に持ち帰り、一時的に自宅保管する事にした。

自宅2階にはウォークインクローゼットがある。
ここにはタンスなどを入れ、スーツやら、少ない私服を保管する為に作ったスペースで、約4畳分。
明るさを保つ為、窓ガラスも付けている。
また、自宅の2階天井は、圧迫感を無くす為、俗に言う『屋根裏』のスペースがない。
はりがむき出しの状態で、天井は高く、山小屋の様な見た目となっている。
ウォークインクローゼットの天井も同様に屋根裏がなく、とても居心地がいい。
もともと貧乏性で下町育ちの私には、10畳以上ある広いリビングより、こんな素朴で狭い空間の方が何故か落ち着いてしまう(笑)
結局、PCやネット環境もここに揃えてしまい、いつしか私の書斎となってしまった。

余談だが、部屋はリビング以外に5つあるのに1人で住んでいる為、普段全く使用していない部屋が2部屋ある(笑)。
1つはいつか全自動卓を持ち込み、麻雀ルームにしようかとも考えていたが、全自動卓は意外に高く、メンテナンスも大変な為、迷い続けて早数年といったところ。

持ち帰った書類を書斎に持ち込み、書棚に入れていると、書棚の上に置いてあった手積み用の麻雀牌が目に止まった。
もう20年経つであろうか?
学生時代、なけなしのお金で購入した牌である。

懐かしい。思わず手に取り、中を開けた。
白い重みのない点棒にサイコロ、ピンズのみの赤⑤が2牌と華牌。
ああ、いい感触だ(笑)。

こうなってしまうと、書類をとっとと片付け、牌を広げてしまった。
盲牌をしながら牌の感触を確かめ、手で山を積み、サイコロを振り、四家分の配牌を並べた。
何となく順番に牌をツモり、捨てる作業をしているウチに、4人分を一人で真剣にやってみたらどうなるか?という、興味が湧き始めた(笑)。

1人で4人打ち麻雀開始。
最初は何気なく打ち、私Aが私Dからハネ満を直撃したり、この場面なら前に出てもおかしくないな~とか、河を見ると六-九は山にいなそうだな~と思っていたら、実は山だらけだったりとか、普段なかなかやれない事を試す事が出来た。
これは、今後も時間があればやる価値がある、と収穫だ。

オーラス、私Dがダンラスで迎えた親番、逆転する手は・・と考えていたら、ふと頭にドラ爆が浮かび上がった。
というワケで、いきなりドラ爆に挑戦である(笑)。

積み込み自体はそんなに難しくなく、セットは程なく完了した。
なんだ、結構簡単じゃないか。

と思ったのは、3秒後には大間違いである事に気が付いた。
問題はサイの目である。

自山の2・3トン目に北を仕込み、6トン目・7トン目に東を4牌仕込んだ為、サイの目は5を出す必要がある。
しかし、なかなか5が出せない(笑)。
サイコロを横に振ったり、縦に振ったり、目を上面にしたり横にしたり・・
結局、確率に近い数字でしか出せなかった。

自由に積み込むより、自由にサイの目を操る方が難しい。
麻雀のバイニン=チンチロリンのバイニンである、という結論を得られた。
大収穫である(笑)。